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心の打たれ弱さを克服する方法

ランニングをする陸上部員の写真

こんにちは。

今年に入ってワインをよく飲むようになりました。

飲むといっても安いものを少量です。

しかも、自宅でしか飲みません。

白ワインの美味しさの境界線は1500円だと思っています。

例えば、1400円のものと1800円のものではかなり差があります。

赤ワインの美味しさの境界線は 2500円。(あくまでも私感です)

ちなみに、今まで購入したワインの最高額は確か3000円くらいの赤だったと思います。

学生の頃でした。

若いのにワイン通を気取ってました。

バカですね。

カリフォルニア州ナパバレーのぶどう畑で撮影した写真

1999年、カリフォルニア州、ナパバレーにて撮影。

(緑色のは全部ぶどうの木です)

 

さて今回は、「心の打たれ弱さを克服する方法について書きたいと思います。

 

あなたは打たれ強い性格、または心の持ち主ですか?

そもそも、打たれ強さの基準って何なのでしょうか。

 

コーチングでは、心とは「現象」のことを指します。

わかりやすく言うと、外部から(例えば他人から)の働きかけに対する反応のことです。

嫌なことや、しゃくにさわることを言われた場合、ムカーっとしますよね。

そういうふうに、何かに反応した時、人は心の存在がわかるものです。

これは、いいことがあった時も同様です。

 

では、なぜ打たれ強いと思う人とそうでない人がいるのか?

 

例えば、あなたが新規事業のプレゼンを任されました。

そして、当日。

プロジェクターを使用しながらの新規事業の説明はうまくいきました。

そのあと、参加者から質問攻めに遭います。

そこで、あなたはうまく回答できず黙り込んでしまいました。

そのままプレゼンは終了。

あなたをねぎらう同僚。

ため息をつく上司。

膝から崩れ落ちるあなた。

 

結果的には、満足のいくようなプレゼンにはなりませんでした。

そこで、あなたがその事実をどう捉えるかです。

 

あー、恥ずかしいと思うか。

上司に申し訳ないと思うか。

そもそも自分には能力がないと考えるか。

自分らしくない。もう一度、ポイントを整理し直そうと考えるか。

次回は、もっと周りの力を借りて万全にしてから臨もうと考えるか。

 

捉え方によって、次に取る行動が変わってきます。

対策を考え、次回の行動につなげれば同じ失敗を繰り返さずに済む可能性が大きくなります。

失敗を引きずったままでいれば、無意識のうちにそれがコンフォートゾーンになり、また必ず失敗します。

 

つまり、心の打たれ強さの基準は、

事実に対しての「意味づけをする能力」の差にあると思われます。

歩行者用の信号機の写真

人間の脳は、いい思い出よりも、失敗のほうを鮮明に記憶する癖があります。

これは仕方のないことです。

横断歩道を渡るときでも、無意識に横を見ますよね?

一度でも道路を渡るときに危ない目にあっていれば当然のことです。

失敗も同じで、二度と繰り返さないようにするため、より記憶に強く刷り込まれます。

 

けれども、この脳の習性が厄介なこともあります。

なぜなら、失敗や恐怖がトラウマになってしまうことがあるからです。

 

上のプレゼンの例に戻ります。

うまくいかなかった原因はいろいろあると思います。

例えば、

・知識不足

・喋り方の問題

・スライドのクオリティー

・予算の問題

・意図的に意地悪な質問をされた

などなど。

 

もし、自分自身の問題を直接指摘された場合は、それを自分で改善すればいいだけの話です。

自分だけでは解決できないことは、周りに相談を持ちかける。

結構、単純ですよね。

上手くいかなったのは死ぬほど悔しい。

けれども、悔しい時ほど理性を働かせることで冷静になることができ、解決策も見つかるのです。

 

大事なことは、

感情の整理が必要な時ほど、感情で蓋をしてはいけないということです。

流しそうめんをしている写真

他人からの指摘がピンポイントであればあるほど、後を引きます。

後を引くということは、つまり「急所」を突かれていることでもあります。

その急所を固めていくことで、次に同じことを指摘された場合でも、上手くかわすことができるのです。

つまり、同じ反応を二度と繰り返さないようにすることは可能なのです。 

 

よく、嫌なことは受け流すのがいちばんだと言われることがあります。

けれども、多くの人はそれができないと仰ります。

それは、「受け流す」という言葉の意味を誤解しているのかもしれません。

 

実際、何気ない一言でさえ、さらっと受け流す際にも人間は瞬時に判断を行います。

それが重要か、そうでないか。

自分を侮辱しているのか、勘違いか。

SOSのサインか?

何かのメタファーか?

みたいにです。

 

ずっと引っかかるようなことであればあるほど、理性を働かせることが重要です。

理性を働かせることで、どう対処すべきかも迅速に判断できるようになります。

  

もし、どうしても理性を働かせられない時。

その時はどうすればよいのか?

 

そういう時こそ、誰かに気持ちをぶちまけてください。

とことん、ぶちまけてください。

きれいさっぱり、ぶちまけてください。

 

泣きたい時は、思いっきり泣いてください。

悔しければ、思いっきり叫んでください。

 

泣き止まない赤子も必ず泣き止むように、あなたの感情も必ず収まっていきます。

 

大事なのは、理性と感情のバランスです。

人間だから当たり前といえば当たり前のことかもしれません。

けれども、大人になるとそのバランスが崩れてしまいます。

崩れるとその影響は身体にも現れます。

だから注意が必要なのです。

天使の銅像の写真

おわりに。 

心は存在しますが「実在」はしないので、物理的にトレーニングはできません。

だからこそ、脳内にある情報空間への働きかけが不可欠です。

 

誰にだって弱さはあります。

けれども、弱さも情報空間に存在します。

消えては、また現れたりします。

 

人間の面白いところは、脳という情報空間にある強さや弱さが、そのまま身体という物理空間にも作用することです。

その逆もあり、体の強さと弱さがマインドにも影響します。

 

つまり、誰でも心と体を自分でコントロールできるのです。

私自身も、心と体の関係性をもっともっと知りたくて、自分を使っていろいろと実験しています。

今の段階で分かっているのは、言葉がそのまま所作に現れるということです。

 

だから、あなたも毎日アファメーションを行ってみてください。

やった人ほど、その効果に驚かれます。

言葉の力は無限大。

あなたの力も無限大です。

 

それではまた。

 

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