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正しい決断には「心の揺れ」が必ず伴う

うつむいている男性のモノクロ画像

 

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やった後悔より、やらなかった後悔の方が後を引くと言われている。実際、末期の患者が亡くなる間際に口にすることは、そのやらなかったことについての後悔だと多くの医師は証言している。


臨終間際まで後悔するということは、人生のあらゆる場面において“無難”な選択をしてきた証拠であり、これを読んでいるあなたには、そんな後悔をしてもらいたくないというのが私の願いである。

 

無難な選択とはズバリ、心が揺れない決断のことを指すと私は考えている。ある女性が、周囲からはあまり賛同を得られそうもない恋愛について悩んでいたことがある。悩んでいるということは心が揺れていることであり、しかも、その時点で女性が選ぶべき正答は出ているのである。私が「やった後悔より、やらなかった後悔は一生後を引きますよ」と言うだけでその女性は納得され、逆に感謝の言葉まで私はいただいたのである。


もう一つ例を挙げる。ある方が、心理学関係の有料ブログで副業をしたいと考えているが、内容が絞り込めないと言う。ノウハウ系の記事はある程度の需要はあるが、多分それではモチベーションの維持が難しいと私は判断。そこで私は、ご自身の経験を赤裸々に発信してみてはどうかと提案。自分の内面を発信することに、普通なら抵抗を感じるであろう。しかし、心の揺れが伴う決断であればあるほど、その波動は潜在顧客に伝わるものなのだ。

 

ちなみに、私は今月誕生日を迎える予定である。コロナ渦ではあるが、伊豆の某文豪ゆかりのとある旅館に宿泊する計画を立てたのである。どうしても泊まってみたいと思っていた旅館なのだが、私は食べ物の好き嫌いが多いので、食事込みの宿泊プランしかないことがネックになっていた。しかし、正しい決断には心の揺れが伴うという法則に従い、泊まることを決意したのである。けれども、旅は予想外のことが起きてこそ楽しい。だから、いい意味で私を裏切ってほしいと密かに望んでいる。