チャンスを生かす人と逃す人の決定的な違い
こんにちは。
とても暑い日が続いております。
特に、熱中症には気をつけてください。
喉が乾く前の水分補給、そして日頃から運動をして体力をつけておくことが、いちばん効果のある熱中症対策だと思います。
さて今回は、「チャンスを生かす人と逃す人の決定的な違い」について書きたいと思います。
あなたにとって、「未来を切り拓くために必要なこと」は何ですか?。
もし、あなたが部下をお持ちなら何と教えるでしょうか。
モチベーション?
やる気?
目標?
計画?
仕事に対する能力?
私ならこのように即答します。
未来のマインドで行動すること。
もちろん、ゴールがあることが大前提です。
誰でも、未来を切り拓くチャンスは欲しいと思います。
昇進のチャンス。
恋人を見つけるチャンス。
収入を上げるチャンス。
生活をガラリと変えるチャンス。
etc.
コーチングでは、あなたが未来を切り拓くためのチャンスはそこらじゅうに転がっていると考えます。
けれども、ほとんどの人はそれが見えません。
なぜ、見えないのか?
それは、人には必ず心理的盲点があるからです。
あなたが仕事において何か大役をオファーされたとします。
そのとき、あなたが取れる選択肢はたった二つ。
それにチャレンジするか、断るかです。
やって後悔するかもしれないし、やらないで後悔するかもしれません。
人は過去の記憶や経験と照らし合わせながら、最良の行動を選択しようとします。
ベストな選択をしたはずなのに、後から自分の行動に後悔することがよくあります。
後悔しないためには、ちょっとしたコツがあります。
それは、「なりたい自分」になるために必要な選択しかしないことです。
そのためには、現状ではなく「なりたい自分」がいる未来に立って行動を選択する必要があります。
あなたが成功する方法は、未来のあなたしか知りません。
だから、視点の高さを思いっきり時空を超えたレベルまで上げてみてください。
そうすることによって、初めて心理的盲点が外れていくのです。
身長が168cmというプロ野球選手としてはものすごく小さな体だったにもかかわらず、現役通算2543安打、そして通算208本塁打というすごい記録を残しています。
しかも、通算1065盗塁はいまだに破られていない大記録です。
そんな福本さんも、社会人野球を経てプロ入りしたときは誰も活躍するとは思っていなっかたようです。
本人でさえもまったく自信がなっかたらしく、だからこそ「あること」を実践していたようです。
何だと思いますか?
それは、「コーチの言うことは何でも取り入れた」ことです。
プロ野球選手として自信がなかったからこそ、プロのコーチが言うことをそのまま実践することで頭角を現していったのです。
ここに、人が「なりたい自分」になるためのヒントが隠されていると私は思っています。
多くの人は現状を変えたいはずなのに、現状の中からチャンスを見つけることにこだわり続けます。
それはある意味、魚が存在しない池で釣りをするようなものです。
大きな魚を釣り上げたければ、もっと広い川や湖に出るべきなのです。
自分はもっと出来るはずと思つつ、現状のマインドでゆっくり考える癖が抜けない人。
「そこには魚がいないよ」と教えてあげても、場所を変えようとしない人と同じではないでしょうか。
チャンスとは単なる機会のことです。
上の例で言えば、池に行くことが機会です。
「そこには魚がいないよ。あっちの川で大きな魚を釣った人を見たよ」と教えてくれた人のアドバイスを素直に聞くことで、機会が「好機」に変わるのです。
終わりに。
大事なことは、現状のマインドに固執しないこと。
そして、自分が見えていない所に立っている人のアドバイスは素直に聞いてみる。
この二つを実践するだけで、「なりたい自分」になる道がスーッと見えてきます。
自分は素直でないと思っている人も、せめて未来の自分には素直に接してみてください。
あなたは変われます。
絶対に。