横浜ライフコーチング

世界一わかりやすいコーチングの教科書

科学的に効果が認められている、やる気を行動力に変える簡単な方法

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 右手を使って軽い運動をすることで、左脳の前頭皮質が刺激され、やる気が高まりポジティブな感情が生まれるということがアメリカの大学における研究で明らかにされている。しかし、やる気が生まれても、それが行動に結びつくとはかぎらない。

昨今、コーチングや脳科学という言葉が自己啓発関連の書籍やセミナーに溢れかえっているにもかかわらず、それを実践し、自らその成果を発信している人はほとんど見かけない。その理由は単純である。それは、行動力は身体を通して学ぶものであり、座学のみでは身に付かないからである。

もし、あなたが「行動できる人」になりたいのであれば、まず「意志力」を高める方法を覚えることが必須である。意志力は心の問題だと思われがちだが、実は最近の研究によって、それは身体と密接な関係があることが分かっている。従来の自己啓発方法によく見られた、心から介入するのではなく、身体という物理空間からの働きかけの方が実は効くのである。その科学的に効果が認められた、意志力を高める方法を、身体心理学者・山口創氏の『からだの無意識の治癒力』(さくら舎)を参考にいくつか紹介したいと思う。

①一時的に血糖値を上げる
②呼吸法を身につける
③エクササイズをする
④ちょっと面倒なことをやってみる
⑤スキンシップをする

以上のことを習慣化するのである。元々、脳は思考するために発達したと思っている人が多いが、実際は行動を最適化するために発達したと考えるべきである。危険が迫れば、ヒトも動物的本能で逃げたり戦うという行動を起こすはずである。

しかし、ヒトと動物の違いは、ヒトには新しい運動を獲得する能力を持っていることである。サルはサーフボードの上に立てても、上手く波に乗ることは不可能である。つまり、ヒトは動きながら考えることを覚え、高度な思考を身に付けたのである。結局「行動が先で、考えるのは後」という習慣を続けた者が進歩、もしくは進化していくのが事実のようだ。

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