横浜ライフコーチング

世界一わかりやすいコーチングの教科書

コーチングを学んでいる人ほど貧乏から抜け出せない理由。

夕日を見つめながらスナック菓子を食べる子どもの写真

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収入アップというゴールが叶う確率が極めて低い理由、それは他者を巻き込んだゴールではないからである。ゴールは達成方法が見えないほど理想とされる。だからといって年収300万円の人が年収1億円というゴールを宣言しても、それは夢物語に終わってしまう可能性が極めて高い。

例えば、飲食店を経営する人が売り上げを5倍にしたいと考えたとする。その際必要なことは、まずスタッフ全員の希望を叶えてあげることである。経営者のゴールは、その下で働くスタッフ全員のゴールを包括していなければならない。

もっと給料をあげてほしいと考えるスタッフもいれば、給料は現状のままでいいけど勤務時間を半分にしてもらいたいと考えているスタッフもいるかもしれない。その二つを実現するにはやはり売り上げを伸ばす必要があり、そのために「単価」を上げる工夫と「集客」を増やす工夫を考えなくてはならない。

必要は発明の母と言う言葉があるが、まさにその通りでコーチングにおいてもゴールを設定することで、“Invent on the way(過程における発明)”が生まれると考える。しかし、ゴールが独りよがりであったり、他者の幸せを包括していないとその「必要」に臨場感が伴わず、脳は現状の支配に負けてしまうのである。

もし、あなたが現状から抜け出したいと考えているのであれば、あなたの周りの人も現状から抜け出せるゴールを掲げてもらいたい。もっと給料の高い仕事、もっと短時間で稼げる仕事、もっとストレスのない仕事に就きたいと思っているのであれば、同じように考えている人をまず手助けすることを考えてみる。

自分だけ別次元へ上昇するのではなく、あなたが今後付き合っていきたいと思う他者も同時に引き上げる。その思考に辿り着いたとき、人は競争という幻想から自由になり、本当に意味で人間らしい生き方が出来ると私は考える。あなたはどう思うだろうか?

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