理想と現実のギャップは埋めるのではなく「・・」する
こんにちは。
実績が先か、風格が先か?
自信が先か、行動が先か?
計画が先か、予約が先か?
こういうのを頭の体操のつもりで私はよくやります。
コーチというのはクライアントをゴールまで連れていくのが仕事。
元々、コーチングという言葉自体が馬車を意味する「Coach」に由来しています。
コーチングがカウンセリングと大きく違うところもまさにそこ。
ゴールありきで始まるので、過去はほとんど重視しません。
人は誰でも理想と現実のギャップを感じます。
だからコーチという職業も存在します。
ちょっと表現は変ですが、理想的な「理想と現実のギャップ」。
それは、とてつもなく大きなギャップを生じているものです。
そのギャップが大きければ大きいほど、脳はクリエイティブに働くと言われています。
しかし、一つだけ注意しなければいけないことがあります。
それは、ギャップを埋めるためにあまり時間をかけないことです。
何かを達成するためには汗水垂らして苦労しなければいけない。
そう思い込んでいる人がほとんどだと思います。
けれども実際は、それで大成した人の方が少ないんですよね。
企業は物理的な寿命がないのでイノベーションも受け継ぐことが可能です。
しかし、人の場合そうはいきません。
自分のゴールや目標、そして大きな夢。
それらを達成するには自分一代でイノベーションを起こす必要があります。
そのためには「時間をかける」という概念を完全に捨て去ることも必要です。
現状がA地点。
理想がB地点。
そこに、「いつか」という考えが少しでもあれば達成はまず無理です。
これはまぎれもない真実なのです。
例えば大阪と東京に離れて暮らすカップルがいたとします。
まさに遠距離恋愛ですよね。
「いつか、一緒になろう」では破局する可能性の方が高くなります。
もしそこで、半年後に日本が真っ二つに分裂することが決まった場合。
それくらいの現実を突きつけられて、初めて人は創造性を発揮します。
ゴールや目標、大きな夢も同じ。
現状のA地点と理想のB地点。
そこは陸続きだという幻想を捨てることが大切です。
離れた空中都市のように、「断絶」してしまう。
この発想が出来ると、ゴールや目標、大きな夢が達成出来る確率がグンと上がります。
道が地続きなら、遠回りしてでも行けます。
断絶していれば、飛行機で行くことになるでしょう。
ラクしているイメージがありますが、それこそが「確実に」達成を導く脳の使い方でもあるのです。
最短の道を考える。
もしかしたら、人間以外の動物は普通にやっていることかもしれません。
あなたはどうですか?
頭をフルに使っていますでしょうか?
それではまた。
※もっと深くて実践的なことはメルマガで書きます。