横浜ライフコーチング

世界一わかりやすいコーチングの教科書

怒りと批判。その矛先を辿っていくと自分に行き着くという話

怒っている男の子の写真

こんにちは。

 

持っているものより、持っていないもの。

やったことよりも、やっていないこと。

人はそれぞれ後者の方に目が行ってしまうものです。

 

足りないものを、他のもので補う。

これは人間の特性とも言えます。

 

しかも、自分に足りていなくても、他人が足りていればそれで満足してしまう。

嘘だと思うかもしれませんが、これは真実なのです。

 

脳は自他を区別しないと言われています。

他人が満たされれば、自分も満たされたと思います。

自分の子供が何かを成し遂げれば、親は自分が成し遂げたと勘違いしてしまいます。

逆に、不幸な人を見れば、自分が不幸になったと思ってしまうのです。

 

自分に足りないものを自覚する。

それが行動を起こすモチベーションになることは確かです。

ゴールと現状の差を認識することはコーチングにおいても重要と言えます。

 

人によっては自分に足りないものを他者に求めるケースがよくあります。

しかも、本人にはその自覚がない場合がほとんどです。

 

例えば、

勝負どころでチャンスを逃したスポーツ選手に文句をつける。

これは、スポーツが苦手な人によくある傾向です。

スポーツ選手なら完璧にプレーして当然と思い込んでしまうのです。

 

会社に対する不平不満。

これは現状に甘んじている自分に対する不平不満とも言えます。

本当に実力があれば、会社に対する不平不満は出てこないはずです。

 

お店や商品に対するクレーム。

これは、自分の主張が認められる機会に飢えている証拠です。

 

家族に対する怒りや不満。

完全に独立することで解消されることがほとんどです。

 

不倫をしていた有名人に対する批判。

模範的な人生を送れている人なんていません。

だから、他人にそれを押し付けようとしているのかもしれません。

 

怒りや批判、そして不平不満。

それらが最後に行き着く先は自分自身です。

 

だから少しでも怒り、批判、不平不満の出ない生き方をする必要があります。

そのためには、大きなゴールを持つことです。

 

人は自分に足りないものを他者に求めると書きました。

その特性を上手く利用すればいいのです。

 

どのように利用するのかと言うと、応援される側に立つのです。

なかなか人は新しいことにチャレンジできません。

だからこそ、他人のチャレンジを応援したくなるのです。

 

応援される側に立つ。

そのために必要なのが、大きなゴールなのです。

 

私はあなたを無条件で応援します。

 

だから、大きなゴールを持ってください。

 

それではまた。 

シンプルな陶器の写真