損得勘定で行動する人は初めから“大損”をしている!
こんにちは。
昔話の『桃太郎』。
日本で育った人なら、あらすじを大体は言えると思います。
では、『桃太郎』に出てくる人たち(家来も含め)の中で、一番幸せだったのは誰でしょうか?
おそらく、多くの人は桃を拾ったラッキーな老夫婦だと思っているかもしれません。
しかし、桃太郎はしっかり育ててもらったから立派な男子になれたのだと私は考えています。
だから、子育てに興味のない夫婦に拾われていたらどうなっていたのか?
多分、桃太郎は鬼退治できるほど強くなっていなかったのかもしれません。
人は育てられ方で将来を左右される。
これは真実だと思います。
しかし、自分で人生を立ち直すことも可能です。
成人してからは、むしろ自分で自分を育てなくてはいけません。
コーチングは子育てから教育、自己実現と生きる上での全ての過程において活用ができます。
そして、コーチングの基本、
それは“やりたいこと”をして生きる人を増やすことことです。
生きたいように生きる。
やりたいことをして生きる。
これは幸せになる基本です。
みんなが幸せに生きなければ平和は訪れません。
多くの人は、なぜ現実の世界に満足できないのか?
それはズバリ、損得勘定で行動を選択しているからではないでしょうか。
どんなことにも、すぐ「効果」を求めてしまう人。
見返りを求めてしまう人。
楽しさを求めてしまう人。
安心、方法、満足感、完成度、保証・・・
人が求めるものは挙げたらきりがありません。
まずは自分から与えないかぎり、求めるものは得られない。
これは宇宙全体の法則です。
自分から与えて“スペース”を作るか?
それとも、不平・不満・欲求によって“スペース”を作るか?
同じスペースでも、満たされる空洞と、永遠に満たされない空洞があるのです。
あなたが作るべきもの、
それは与えてからできる余裕のスペースの方です。
そしてもう一つ大事×2なこと。
それは、答えは必ず自分の中にあるということです。
他人に何かを求めても答えは誰も持っていません。
周りの人があなたに与えられるもの、
それはきっかけや自信、勇気、アドバイスといったサポートです。
真の解決力、行動力はあなたが持っています。
メンタルやフィジカルが参っている人でさえ、本当の“治癒力”は本人しか持っていません。
そこに気付かないかぎり、一生さまよい続けることになってしまいます。
皮肉なことですが、損をしないように何事にも慎重になってしまう人ほど損をします。
結局、「行動しない」ということが生きる上での“大損”に気付くべきだと思います。
あなたはどうですか?
求める前に、与えてますか?
相手を信じてみる。
これだけでも立派な与える行為です。
相手を信じてこそ、相手を信じた自分を信じることができます。
そして、自分を信じることができる人に、また人がついてきます。
やっぱり、宇宙は与えることで成り立っているのです。
それではまた。