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職場でキレそうになったときの冷静さを取り戻す“おまじない”

イライラしている上司とその部下の写真

こんにちは。

 

口論や討論で相手を負かす最強の方法。

それは正論を言うことではありません。

声を大きくすることでもありません。

その方法とは、相手を怒らせることです。

 

人は怒っているときほど冷静に物事を判断出来ません。

なぜなら、怒っているときはIQが思いっきり下がってしまうからです。

怒るという情動はあってもかまいません。

けれども、そんなときほど怒りと発言内容は切り離したほうが身のためでもあります。

 

もし、あなたが職場や普段の人間関係において“キレそう”になってしまった場合。

そんなときは、自分自身にこう言い聞かせてみてください。

 

「言いたいことは明日言え」

 

一日経てばいろんなことが見えてきます。

自分の立場。

相手の立場。

相手の能力の限界。

経緯。

間接的に関わっていること、関わっている人。

 

もし、日が経っても言いたいことが残っていた場合に絶対気をつけてほしいこと。

それは、相手を無理に説得しないことです。

 

なぜなら、説得は相手の無意識に抵抗を生み出すからです。

コーチングでは、これを「プッシュ・プッシュバックの原理」と呼んでいます。

 

自分に対しても同じ。

自分を無理に説得する必要はありません。

その代わりに、理性に働きかければいいのです。

理性に働きかける時、人の脳は主に前頭前野という部分が活動します。

ひらめきや解決策は、前頭前野が優位に働いていないと出てきません。

 

では、思いっきり理性に働きかけるにはどうすればいいのか?

いくつか方法がありますが、簡単なものを二つ紹介します。

 

・目を閉じて呼吸を整える(瞑想やヨガの呼吸法が有効です)

・目を閉じて呼吸を整えながら、自分をはるか上空から見下ろしてみる

 

これをやるだけでも心が落ち着き、次に取るべき“その時点での”最適な方法が浮かんでくるはずです。

 

職場にいてストレスが溜まらない人はいないはず。

医学的には、多少のストレスはむしろあった方がいいと言われています。

大事なことは、そのストレスとのつき合い方を知っているかどうかです。

 

あなたは大丈夫。

上手に時間を取って冷静さを取り戻しましょう。

 

少しでも拾えるところがあれば幸いです。

それではまた。

 

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