横浜ライフコーチング

世界一わかりやすいコーチングの教科書

必ず失敗する無意味な自己投資の特徴

台湾の地下街の写真

経験は最良の教師だ。しかし、その授業料はいつも高すぎる。

- トーマス・カーライル(歴史家、思想家)

 

人との出逢いにこそ、全財産を突っ込め。

 

これは、私が尊敬する方の言葉である。

結構、過激なように聞えるかもしれませんが、実際これこそがどんな分野でも成功に近付く道であると私自身思っています。

 

「出逢い」とは、そもそも利害関係のないところに端を発しています。

「この人こそ運命の人だ!」とか「これこそが自分の天職だ!」と思うのは、そこに自分の自我を投影しているからそう感じるだけで、言い換えれば、それは自分の現状維持をさらに強化しているだけに過ぎません。

 

「好きを仕事にする」という甘いフレーズを使った自己啓発系のセミナーやWEB上のスクールをよく目にしますよね?

「好きなもの」は現状の内側に存在しています。

しかし、それをビジネスにするとなると、多くの人が不安や恐怖に押しつぶされ実行に移せないまま情熱も冷め、結局は何もやらずに高い授業料を払って「自分の不甲斐なさ」に気付くのです。

 

しかし、不安や恐怖を感じるものこそ、現状の外側に存在していた「本当の出逢い」とも言えます。

そして、その不安や恐怖を乗り越えるコツ、それは「利他」を優先することです。

自分を変えたいと強く思う人ほど、「利他」を優先することで激変していきます。

 

あたりまえのことですが、掃除機も周りのものを吸うから、周りがきれいになり掃除機としての存在意義が発生します。

掃除機が自分のフィルターだけを吸っていたら、その作業の終わりを迎えないまま掃除機としての寿命を先に迎えることになってしまいます。

 

人も同じです。

自己ヒーリングやセルフコーチングで変われる人って、実はほとんどいません。

現状を強めるだけなので、気功師やヒーラーのサポートを得ないまま続けるとかえって危険なんです。

 

利他の思考。

これは環境の浄化にもつながります。

人は環境の生き物なので、環境が変わればそれに合わせて自らも無意識に変わっていきます。

 

利他的な生き方をすること自体、お金はかかりません。

それに気付くまでに、お金がかかるんです。

 

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

それではまた! 

木漏れ日の写真

松江ヨシヒコ連絡先:

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