横浜ライフコーチング

世界一わかりやすいコーチングの教科書

「やる気あるの?」は立派なパワハラです。

ネコの写真

こんにちは。久々の投稿になってしまいましたが、皆様お元気でしょうか?私はすこぶる元気です。最近、このブログを訪れる方がまた増えてきました。世の中がこういう状況だと自分のライフスタイルを見直す人が増えるのかもしれません。今後、更新頻度を少しずつ上げていく予定なのでご期待ください。

さてここからが本題です。

企業や職場単位でコーチングを導入する場合、いちばんやってはいけないことがあります。それは、コーチングを学んだ人間が同じ企業内の従業員をコーチングすることです。これは、職場内で少しコーチングの本を読んだレベルの上司が部下に、たとえコーチングというワードを出さなくても、コーチングもどきのことをやってもまったく意味がありません。

なぜならば、企業が従業員に求めることは会社や組織の利益増大のために最大限貢献してもらうことであり、ゴールをあらかじめ用意した上でコーチングを行うこと自体、それはコーチングと呼べないからです。コーチングにおいて、ゴールはクライアント自身が見つけることが鉄則で、コーチはクライアントの実力、経験、スキルに対しても評価や判断することはNGなのです。

それでも、もしあなたがコーチング理論を職場やご自身が経営する会社にどうしても導入したい場合、私が是非おすすめしたい方法があります。それは、社員や従業員に「仕事以外で褒められることを一つでも増やしましょう」と日頃からアドバイスすることです。

これは教師や講師の職に就いている人には、なおさら使っていただきたいと願っております。その場合は、「勉強や部活、試験の結果や資格の取得以外で褒められる人間になりましょう」と言い換えられるでしょう。

みんながみんな、仕事で褒められようとするから、職場で「内戦」が起きる訳ですよね?挙げ句の果てには、管理職でもない人間が同僚に対して「やる気あんの?」みたいに、染み付いた奴隷根性で他人に“同化”を強要してしまうのです。

人間の脳は意識を向けた先にエネルギーが注がれるという特性があるので、周りの顔色ばかり伺っている人間が1人いるだけでも生産性は落ちていくものです。仕事でメンタルを病んでしまうのは、当たり前のようですが仕事に原因があるからです。

個を尊重できる人間関係があってこそ、集団になる意味があります。それができないのであれば、それこそ100%リモートワーク、もしくは営業等の仕事であれば直行直帰のスタイルに職場全体がシフトしていく必要があると私は思っております。

あなたはどうですか?仕事で褒められようとしていませんか?

心が健康であってこそ、仕事で得た経験、お給料が幸せの糧となっていくものです。職場であろうと、仕事モードであろうとあなたらしく振る舞っていいんですよ。それではまた。

木漏れ日の写真

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