横浜ライフコーチング

世界一わかりやすいコーチングの教科書

誰も自分を理解してくれない。その原因の99%はあなたの側にある。

岡本太郎の壁画の写真

人としてこの世に生まれて一番大切なことは、人に好かれる人間になることだよ。

- 中村天風(ヨーガ行者)

 

自然界には、「押せば必ず押し返される」という法則があります。

“揉み返し”という言葉があるように、人体にもこの法則はあてはまり、人間関係のような物理的接触がない場合でも同様なことが起きたりします。

 

気功師やヒーラーのような立場の人間でも、クライアント(施術を受ける側の人)に対して“良くなってもらいたい”と思うこと自体が逆に押し付けになってしまい、氣の循環を妨げてしまうことがあります。

 

教師と生徒、親と子ども、上司と部下、コーチ(または監督)と選手といった関係においてもまったく同じで、正論や善意、愛情やアドバイスも“ある条件”が揃わないかぎり、それらは無価値も同然のように扱われてしまうものなのです。

 

では、コミュニケーションを円滑に行う条件や土台とは何なのか?

 

それは、「相手の微細な変化を感じること」だと私は考えます。

人は1日経てば、当たり前のことですが1日分の歳を取ったことになります。

久々にあった友人や知り合いの変化には気付きますが、常に一緒にいる家族やパートナー、同僚となればその変化に気付くことは容易ではありません。

しかし、人は1日経てば必ず昨日と同じ姿ではないはずです。

 

見た目だけでなく、内面も同様です。

内面が変わるほど、人は見た目も変わります。

それは変化でもあり、「表現」と言い換えることも可能だと思います。

 

その「表現」を受け止めて、好意的にフィードバックを行う。

そうすることで、初めて相手の心に「自分を受け入れてくれるスペース」が生まれます。

 

自分という存在。

人は、それを他人を通じて感じているはずです。

 

他人の変化に気付くこと。

それは、自分の“内面の変化”に気付くことにもつながります。

 

あなたはどう思いますか?

この記事に読んだ後、ご自身の内面で起きている微細な変化を感じてみてください。

変化を感じること、それ自体が自分に変化を起こすきっかけになるかもしれません。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それではまた。

木漏れ日の写真

松江ヨシヒコ(気功ヒーラー/ライフコーチ)

yoshihikomatsue@gmail.com