逆算思考の目標設定が失敗に終わる理由
人は生まれながらにしてとてつもない可能性を持った天才です。
しかし、同時にもう一つの天才でもあります。
それは、言い訳の天才です。
誰にでも、思い当たるところがあることでしょう。
やるべきことでも、何とかして後回しにしようとするもの。
これは、無意識下でも同じです。
学校に行きたくなければ、本当にお腹や頭が痛くなります。
体調不良が続けば、さらにその状態を無意識のうちに続けようとして、結局長期間引きこもったりしてしまうのです。
これは、クリエイティブ・アボイダンス(創造的回避)と呼ばれる脳の働きです。
小さい目標であれば、逆算思考でもいいのです。
例えば、試験勉強であるとかダイエットなどがこれに該当します。
しかし、目標が大きければ大きいほど、逆算思考だと創造的回避が起きてしまうのです。
逆算“思考”というように、思考が入るから言い訳の余地も生まれてしまいます。
思考が入れないくらい、現状の外側にゴールが設定されていないと脳が持っている本来のクリエイティビティ、つまり潜在能力が発揮されません。
ビジネスマンなら、いま在籍している会社よりライバル会社の社長を目指すことの方が
現実的な行動が見えてくるものなのです。
スポーツにおいても、段階なステップを考えるより、現状の外側のゴールを意識すれば
たとえ怪我をした場合やレギュラーから外された場合でも冷静に状況を俯瞰できます。
もし、あなたの人生における目標が小さければ逆算思考でもいいと思います。
けれども、もっと未知な世界を見たいのであれば、目標設定は現状の外側を意識して
みてください。
思いもよらないタイミングで、本当に取るべきアクションが自然と見えてくるはずです。
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