横浜ライフコーチング

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リモートワークが主流になるほど、対話力のない人は死んでいく。

湖畔にたたずむ男性の写真

 
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会話と対話。この違いを知らない人は一生、迷路のような人間社会を傷つきながら彷徨い歩くのかもしれない。会話はひとときの安らぎをもたらしてはくれるが、心のつながりを構築するほどの力はない。

何気ない会話は存在する。けれども、何気ない対話という言い方はしない。“何気”という言葉の中に「気」の一文字が入っているように、気がなければそれは対話ではない。つまり、対話をする事自体それは気の交流を意味しているのである。

真剣に会話をすれば、それが対話を意味するとは限らない。対話とは、両耳で行う情報空間という場の共有である。つまり、対話を行うことで、相手と自分という二人だけしか存在しない仮想世界を“現実的に”生み出すことが可能になる。

しかも、その共有した仮想世界をコントロールする者が、現実世界における相手の支配者になれるのである。これは極めて危険な事実で、歴史上の誰もが知る独裁者たちやマスメディアが民衆を操るために利用してきた常套手段であり、逆に言えばその知識を有する者が独裁者やメディアの帝王になれたのである。

かと言って、対話をすれば他人をコントロールできるようになる訳でもない。相手と自分の生活スタイル、文化背景、年齢、社会的地位がかけ離れているほど、互いに理解し合える話題や共通の接点を見つけ出すのは困難になるはずである。けれども、その壁を突破することはそれほど難しくはない。これは、私自身のセールス経験からもそう断言できる。

 日本人は言葉の過信に気付いていない

たとえばの話。もしあなたが、一回りくらい歳下の女性からダイエットの方法を教えてほしいと頼まれたら何と答えるだろうか?

ダイエットの経験がない人なら、思いつくかぎりの流行りのダイエット方法を挙げて適当に答えるかもしれないし、ダイエットに詳しい人や、健康に気を遣っている人なら自身の経験に基づいたアドバイスをするのかもしれない。

回答に関して正解は一つではない。けれども、もし相手から好意や信頼を得たり、親密な関係を築きたいのであれば、正解は一つである。実際、私はダイエットに関してはかなり詳しい方である。だからといって、経験をベースにした回答は行わない。私なら、このように答えると思う。
 

“ごめん、ダイエットとか自分ほんと疎くて。けど、もしかしたらダイエット成功させて何かしたいことあるの?

話せる範囲でいいから教えてよ。こっちからはダイエット方法とか教えられないけど、応援するよ。気が折れそうになったらまた声かけて。”

 
人は真の目的を他人には言いづらかったりする。なぜなら、人が持つ悩みや願望はものすごく人間臭いから。それらを包んだオブラートを丁寧にはがしていく作業、それこそが対話だと私は思っている。

YouTubeTwitterといった利用者数が多い発信媒体で支持を得ている人ほど、人間が持つ悩みや願望を具体化する能力に長けているのも事実。逆に、人が持つそれぞれの悩みや願望を段階的に抽象化する能力も必要である。

学生が必死に勉強したり、社会人が資格を取ったりするのも両者を抽象化して辿り着くのは、儲けたい、モテたい、楽に生きたいといったシンプルな願望だったりする。(もちろん、そうでないことも多々ある)
 

 会話をしながら対話を意識しよう
 
リモートワークが優勢になっても、アイディアや偶然性を求める人たちにとっては物理空間というリアルな場における接触がまだまだ主流になるのは予想できる。しかし、リモート化が進んだ企業に接触を試みたりする場合、事前にプレゼン資料を動画にまとめたりする作業が必要になるのも事実である。

その際に求められる能力こそ、まさに相手が抱えている問題点や解決したいこと、そして相手がこちらに望んでいることの抽象化と具体化のスキルなのである。そのスキルはビジネス書を何冊も読み漁って付くようなものではない。常日頃行っている何気ない会話に注意を向けて、少しでもそれを対話に置き換えることが可能かどうか意識に上げることで身に付くものなのである。

私自身、個人相手のセールスと法人営業の両方経験したが、移動に使う時間とエネルギーをこうした資料の作成に費やせるだけでも仕事の精度はかなり上がると思っている。

目に見える努力がある程度評価される時代は終わりつつある。これからは目に見えない努力が、目に見える結果として表れる。まさに本当の実力で評価されるときがやってきたのである。

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