「がんばれ」はすべての人に対して禁句
こんにちは。
うつの人に「頑張れ」は禁句?
本当でしょうか?
私はすべての人に対して禁句にすべきだと思います。
そもそも、頑張るという言葉の裏にあるもの、
それは「Have to」、つまり◯◯しなくてはいけないという感情です。
◯◯しなくてはいけないと思うのは、初めから頭の中で勝手にロールモデルを作り上げている証拠でもあります。
自衛隊においてメンタルのバランスが崩れて辞めていく人は、決まって真面目な人だそうです。
自衛隊員とはこういうものだ、とイメージを初めから作り上げてしまい、その理想から外れていくことで自ら「失格」の烙印を押してしまうのです。
メンタルが不安定な時ほど、常識を根こそぎ捨てて頑張っていないかチェックする。
これは本当に大切なこと。
そこをおろそかにすると、たとえ万事休すと思ってドロプアウトしても、今度は何もしない状況に「頑張って」しがみついている自分に気づかなくなってしまうのです。
頑張る。Have to。
そして、その言葉のさらに根底にあるもの。
それは「恐怖」という情動です。
失いたくないという無意識レベルの情動です。
収入、メンツ、プライド、立場、価値観、純真、テリトリー、存在意義・・・・
結局、世の中はすべて「情報」という目に見えないもので成り立っています。
お金だって情報にすぎません。
人が信じているほとんどのものは幻想です。
だから、「頑張って」幻想にしがみつくほど、地に足がつかないことになってしまうのです。
ちなみに、私はコーチングの師匠から「Have to禁止令」が出されています。
なので、「しがみつく」という考えが一切ありません。
あなたはどうですか?
頑張っている自分に飽きたら、試しに「Have to禁止令」を発動させてみてください。
今までしがみついていたものをパッと手放した瞬間、本当の自由と安らぎを実感できるはずです。
それではまた。