人間関係をこじらせないための超シンプルな原則とは?
こんにちは。
群れるのが好きな人。
群れるのが嫌いな人。
あなたはどちらのタイプですか?
私は十代の頃から群れるのが大嫌いでした。
文化祭、体育祭、修学旅行、遠足、どれも苦手。
社会人になってからも、飲み会の誘いは基本的にスルー。
たとえ上司からの誘いであってもスタンスは同じ。
完全にマイペースを貫く性格はいまでも変わりません。
意外に、そんな性格でも嫌われたりしないものです。
むしろ、たまに輪に入ることが「レアなハプニング」として喜ばれたりします。
学生の頃から一人旅が好きでしたが、誰かを誘うこともあります。
誘って断られたこともありません。
人が二人以上集まれば、「人間関係」という概念が発生します。
けれども、相手を意識しないかぎり人の関係は形成されません。
例えば、近所の知らない人同士の場合。
どちらかが挨拶すれば、そこで初めて人間関係が生まれます。
もしくは、騒音が気になり始めることでも人間関係が発生します。
人の悩みの8割は人間関係にあると言われています。
なぜ、多くの悩みの対象が「人」なのでしょうか?
私は、人間関係の根底に「損得勘定」があるからだと考えています。
「返報性の原理」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
人は他人から何らかの施しを受けた場合、お返しをしなければいけないという感情が芽生えます。
ショップの店員さんが熱心に商品の説明をしてくれた。
だから、買ってあげなくてはかわいそう。
このような感情を抱くことを「返報性の原理」と言います。
しかし、中には「お返しをしてもらって当然」と考える人たちもいます。
お酒を注いであげたから、次は自分が注がれる番。
誕生日プレゼントをあげたから、今度は自分がもらう番。
いつも、送り迎えしてあげてるんだからガソリン代くらい払って。
たまには、そっちから仕事を紹介して。
いつもフォローしてあげてるんだから、少しは感謝してもいいんじゃない?
静かにしてるんだから、そっちも静かにして!
臨時で出勤してるんだから、何かお礼を言え!
過去の私自身がそう思っていました。
しかし、この世に「ギブ&テイク」の法則は存在しません。
鈍感な人。
敏感な人。
意地悪な人。
超いい人。
いろんな人がいます。
気づかない人は永遠に気づきません。
だったら、自分で自分を満たした方が早い。
これに尽きます。
誰だって自分が一番なんです。
他人は二の次なんです。
けど、自分で自分を満たせないから、他人を満たすことに躊躇してしまうんです。
自分で自分を満たす。
そしたら、必ず他人も満たしてあげる。
それなら、他人は二の次でもいいんです。
ギブすることに徹する。
意外にできる人は少ないと思います。
だからこそ、ギブする人間には思いがけないチャンスが舞い込みます。
あなたはギブしてますか?
それではまた。