魅力的で人間的なギャップを作る方法
こんにちは。
昔、「私、脱いだらすごいんです」っていうがCMありましたよね?
ギャップは人間の魅力を高める。
これは間違いないと思います。
しかし、見た目には分からないギャップこそが人を惹きつけるのではないでしょうか。
心理学において「ゲインロス効果」という理論があります。
最初にマイナスの印象を与えておいて、後からプラスの印象を与えた方が、相手により大きな好印象を与えることができるという 心理的効果のことを言います。
第一印象は最悪だったけど、時間を共有するにつれ好意を持ってしまうなんてこと誰にでも一度くらいは経験があると思います。
今回のアメリカ大統領選挙で勝利したトランプ氏。
これはあくまで私の想像ですが、彼のスピーチライターの方々は初めからゲインロス効果を狙っていたのではないかと思うくらい見事な逆転劇でした。
では、我々がこのゲインロス効果を有効に使うにはどうすればいいのか?
私は、瞬時に“証明”できないものでギャップを作ることをお勧めします。
例えば、
経歴や実績、学歴、資格、スキル、肩書き、地位、収入、肉体、血すじ、家系、国籍など
そういうもので作られたギャップは、“一時的”か、
もしくは限られたグループ内でしか通用しません。
聞いて驚くような輝かしい実績や高い収入があった場合、確かにギャップはできます。
しかし、それが人間的な魅力になるとは限りません。
資格や認定でも同じ。
国際◯◯協会認定なんて付いていても、日本語しか話せなければ国内の、しかもその分野に興味を持っている人間にしか通用しないのです。
どんな場所でも輝ける魅力的で人間的なギャップを身につけるために必要なこと。
それは、圧倒的なコネクションを持つことです。
見た目は普通でも、幅広い分野の人間とつながっている人には敵いません。
それこそが最強のギャップだと思います。
幅広い分野の人と多くつながるために必要なもの、
それが“コミュニティスキル”です。
やり方より、あり方。
具体的なスキルより、抽象的なスキル。
見えない力がものをいう。
これからは、そのことに気づいた人間が必ず勝ち残る時代です。
自分は何も持っていない。
それでいいんです。
焦って資格や自己啓発、お金儲けのセミナーとかに走るから、みんな魅力を失っていくんです。
何も持っていないのに、つながれる力を持っている。
そんな人間に多くの人がビビるんです。
はじめはつながりゼロでも、そこから築き上げていけばいいのです。
まずは、大きなゴールとビジョンを持つ。
すべての“つながり”はそこから始まります。
しゃべり方、見せ方、儲け方。
そんなものがあなたを助ける保証はありません。
How to doより、How to be。
自然体でいきましょう。
それではまた。
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