悩みの根源である過去を引きずらないで済む方法
こんにちは。
私がコーチング理論を身につけて本当によかったと思うこと。
それは時間に対する考え方が180度変わったことです。
一般的には、「過去」の積み重ねが「現在」だと考えますよね。
つまり、過去→現在→未来という時間の流れです。
しかし、コーチング理論では全く逆で、
時間は未来から過去に流れると考えます。
誕生日を例に挙げてわかりやすく説明します。
あなたにとって大切な人の誕生日が12月31日だとします。
どんな災難に見舞われようと、12月31日は必ず来ますよね。
あなたが誕生日プレゼントを買わなくても、その日はやって来ます。
もちろん、誕生日プレゼントを買ってもその日は必ずやって来ます。
12月31日を最高の日にするために、多分あなたはプレゼントを用意することでしょう。
つまり、こういうことです。
あなたが望む未来は、あなた自身でセッティングできるということです。
一度セッティングしてしまえば、やるべきことは自然と見えてきます。
上の例で言えば、プレゼントを買いにいくことや、相手に誕生日を一緒に過ごす約束を取るといったことになります。
セッティングなしで未来を迎えるのは、とてももったいないことです。
なぜなら、大切な人が必ず来るとは保証のできないバースデーパーティーの準備をしているようなものだからです。
時間は未来から過去に流れる。
そう考えると、悩みを「引きずる」という行為は不可能だと言えます。
もともと悩みには実体がありません。
単なる、こころ(脳)の現象に過ぎません。
それでも悩みが消えないのはなぜでしょうか?
それは、毎日自分で悩みを生み出しているからです。
体の調子が悪いという悩みを持っている方も多いと思います。
私は以前、重度の腰痛で普通の生活が送れなくなったことがあります。
腰が痛ければ、腰や体のバランスに原因を求めるのが従来の治療法でした。
けれども、いまでは心理的要因で腰痛が起きるというのが医学の常識になりつつあります。
私の場合、痛みの原因を探らずに、
痛みを「無視」することで、自然と腰痛が逃げて行きました。
悩みも、無視することがいちばんの解消法かもしれません。
悩みを必死に消そうとするから、悩み中心の生活になるのです。
あなたの未来に悩みという症状は必要ですか?
必要でなければ、今日から無視してみてください。
決して、相手にしてはいけません。
口にも出さないことです。
最後に。
悩みがない人にとって、「悩みがないことが悩み」なのではありません。
悩むという概念がないのです。
人間は毎日生まれ変わる。
私はそう考えています。
生きているうちに生まれ変わるのです。
悩みのない世界で生きるためには自信を持つことです。
自信も未来からあなたのもとへやってきます。
ただし、自信を手にするには条件があります。
それはゴールを持つことです。
ゴールを持つことで、時間が未来から現在、そして過去へと流れ始めるのです。
ゴールを設定すれば、その未来は存在することになります。
だから、ワクワクするようなゴールを描いてください。
それではまた。