我慢の限界は人生の限界 - ストレスコーピングで仕事の忙しさも味方になる
こんにちは。
今でこそ人気の観光地となったベトナム。
私が初めて訪れたのは1998年でした。
当時はまだ成田からの直行便がなく、関西空港でベトナム航空の旅客機に乗り換え。
アオザイを着たCAさんを見てドキドキしてしまった思い出があります。
ベトナムの平均月収が日本円で数万円と言われていた時代。
日本よりもはるかに生活水準が低いことは行く前から分っていました。
学生時代の私でさえ、もっと稼いでいたくらいです。
けれども、現地に行ってみて「豊かさ」の概念が180度変わってしまいました。
こころの豊かさは、お金とは関係のないところにある。
そんなことを痛感しました。
本物の笑顔にたくさん触れることで、私はものすごく居心地の悪さを感じてしまったのです。
だからといって、お金をたくさん稼ぐことを否定することは一切ありません。
むしろ、お金は使い方次第、回し方次第で多くの人に無数のチャンスをもたらします。
しかし、使わずに貯め込むことは、無いに等しい。
なぜなら、お金は動くことで価値が生まれるからです。
もし、あなたが仕事や日常に忙殺されそうな毎日を送ってたとしても、我慢を強いることだけは避けてください。
我慢は理性によってコントロールされます。
しかし、我慢が積み重なり同時にストレスも溜まっていくと、今度は理性が働かなくなってしまうのです。
買い物でストレス発散発散。
飲んで食べてストレス解消。
この二つは、その代表的な例です。
それでストレスが発散されればいいじゃんと思うのは危険です。
散財と暴飲暴食には変わりません。
それでは、どのようにして忙しい日々の中でストレスをコントロールしていくのか?
簡単な方法を一つ紹介します。
それは、時間があればやりたいと思っている行動を、“複数の選択肢と共に”用意しておくということです。
例えば、趣味のための時間が取れないと悩んでいる場合。
そのような場合は、少しでもその趣味に関することに“触れる”時間を作ってみることです。
釣りに行きたくても行けない・・
だったら、釣りバカ日誌のハマちゃんのように職場の机のなかに小さな釣り具を入れておく。
大好きなスペイン料理が食べたい・・
それっぽいメニューがある店を近場で探してみる。
運動する時間が取れない・・
寝る前に軽めのヨガをやるだけでもすごい運動効果があります。
重要なことは、何もしないという選択をしないということ。
代替案を用意して、100%我慢の状態を避けることです。
それだけでもストレスが溜まりにくい“体質”になっていきます。
おわりに。
ベトナムといえばバイクに乗っている人が多いことで有名です。
朝は通勤通学のバイクで溢れかえります。
しかし、休日の夕方以降もバイクに乗った人で溢れかえります。
なぜだと思いますか?
私はその理由を知っています。
みんな、バイクでデートをするんです。
川沿いは、バイクから降りたカップルでいっぱいになります。
そんな光景を見て、学生だった私は本当の幸せについて考えてしまったのです。
それではまた。
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