LibertyとFreedom|自由の意味を知らないと自由にはなれない
LibertyとFreedom。
それぞれにいくつかの意味があります。
しかし、意味の違いを比べても、いまいちよく分らないと思います。
実際、『Oxford Learners Dictionaries』にはどちらの単語にも、意味の一つとして同じ文章が載っています。
the state of not being a prisoner or slave
(囚人もしくは奴隷ではない状態)
Libertyという単語には、社会的な意味が含まれています。
圧政から解放された時に得られる自由にはLIbertyという言葉が使われます。
一方、Freedomという単語。
誰からも妨害されず、自分の意志で“行動”できるという状態を指します。
だから、人間以外の生き物を主語にしても使うことができます。
人が生きる過程で、Libertyが先かFreedomが先か?
これは明らかにFreedomです。
人は生まれながらにして平等に自由を与えられます。
しかし、生まれた国、家庭、政治的宗教的環境によって、気付かぬうちに“制約”を与えられていきます。
その制約から解き放たれたときに得られる自由。
それがLIbertyです。
つまり、制約のない自由である「Liberty」を手にすることで、自由に行動できる「Freedom」を“再び”手に入れることができるとも言えるのではないでしょうか。
人の心理的盲点は育った環境の中で生まれます。
大人になれば活動する環境が増えるので、一見その心理的盲点は減っていきそうな感じがします。
しかし、たくさんの情報にさらされることで、逆に心理的盲点は増えていきます。
コーチングの目的のひとつ。
それがまさに心理的盲点を外すしていくことでもあります。
制約があったとしても、その範囲内で自由を得ることができれば、それも幸せであることは確かです。
それを否定してしまうと、我々の先人がみな不幸ということになってしまいます。
そんなことないですよね。
けれども、我々は世界を冷静に俯瞰出来る自由を手にしています。
そこで、どう動くか?
結局、動かなければ個人がそれぞれ追い求めている真の「Freedom」は得られないと思っています。
LibertyもFreedomも常に揺れ動く「状態」です。
だから続く保証はありません。
守るためには行動です。
さあ、どうしますか?
お問い合わせ、ご質問はお気軽に!
yoshihikomatsue◎gmail.com
◎を@に置き換えてください