就職活動中の方必見!自己分析より、もっと大事なこと
こんにちは、松江です。
最近、周りの人たちが急にメガネをかけ始めたと思ったら、みんな花粉対策用のものだと判明しました。
私は、今年こそ「鼻うがい」にチャレンジしてみようかと思っています。
鼻うがい用の洗浄液が売っているんですね。知らなかったです。
さて、今回は「自己分析の前に、必ずやるべきこと」について書きたいと思います。
新聞等では、就職活動関連の記事が載る時期になりました。
普通に就職活動を経験した方なら一度は耳にする言葉。
それは「自己分析」。
自分で自分のことを分析って、かなり難しいと思いませんか?
私はずっとこの言葉に違和感を覚えていました。
なぜなら、分析に主観は邪魔になるからです。
実際、新卒や中途にかかわらず、採用の際に企業が求めているのは自己分析ではなく、
「主観の入っていない事実分析」だと思います。
つまり、応募者の「何がしたい」という希望ではなく、「今まで何をやってきて、今すぐ何ができるか」という情報が欲しいのです。
そして、私が一番怖いと感じるのは、この時にほとんどの人が「本当の夢」を捨ててしまうことです。
決して、会社員という職業を否定はしません。
けれども、一つだけ言わせていただきたいことがあります。
それは、企業の論理の中では、自己実現は不可能に近いということです。
自己実現とは、全てにおいてWant toで動くことが条件だと思います。
少しでもHave to(〜しなければならない)の感情が入ったら、それはあなたが本当にやりたいことではないでしょう。
そしてもっと大事なこと。
それは、
到底不可能に近い、ぶっ飛んだゴールを持つことです。
大企業に入って社長になるというゴールでは小さすぎます。
達成までの道のりが全く見えない方が理想です。
会社員にとって、企業で働く以外の道は全て盲点になります。
逆に、若くして成功を収めている人にとっては、普通に就職して出世街道を進んでいくということが盲点になります。
どちらがいいのかは、人それぞれの判断によります。
しかし、盲点を外し、広い視野を手に入れるためには現状の外側にゴールを持つことが必要になります。
ただ俯瞰するだけではダメです。
本気でゴール側の未来を手に入れようと思わない限り、脳はクリエイティブに働きません。
そして、もう一つ知っておいて欲しいことがございます。
それは、生きるエネルギーは未来に設定したゴール側からやってくる、ということです。
ここでひとつ、非常に興味深い記事を紹介します。
このイギリスBBC Newsの記事には、「仕事をリタイアした人の平均余命」についての調査内容が書いてあります。
仕事をリタイアした後、人はどれくらい生きられるか?という調査に関する内容です。
どれくらいだと思いますか?
なんと平均18ヶ月。
リタイア後は平均1年6か月しか生きられないという内容です。
つまり、ゴールを失うと人の脳は生きる理由を失うということなんです。
とりあえず、自己分析は後回し。
焦る必要はありません。
それよりも大事なことは、あなたがどう生きたいかという
真のゴール分析です。
我々は皆、未来を託された者たちです。
唯一運命があるとすれば、それは今日も無事に生かされているということ。
一日が感謝で始まり、そして一日が感謝で終わる。
そんな毎日を心がけて、人生を歩んでいきたいですね。
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