横浜ライフコーチング

世界一わかりやすいコーチングの教科書

努力家よりも地道家の時代 | 継続できる人間になるための方法論

お酒の入った入ったショットグラスの写真

 

希望を持ちつつ旅をするのは、

そこに行き着くことよりも楽しい。

- ロバート・ルイス・スティーヴンソン(イギリスの作家・詩人)

 

苦しいレースを楽に終わらせる方法。

それは近道をすることです。

 

コーチングはある意味、近道を探す手段とも言えます。

決して、楽を優先するということではありません。

 

世の中で、近道をすることがルール違反なのはスポーツくらいだと思います。

学業でさえ、今は“飛び級”が当たり前になりつつありますよね。

仕事においても、ライバルが横一線なら次に求められるのはスピード。

企画を出す、案件を取る、キャッシュ化する。

営業の世界ではこのサイクルが速い人ほど評価されるのも事実です。

 

ゴールは現時点で見えないものほど理想であり、

もし見えてきたら必ず更新する。

脳を見方にするためには、脳をある程度“飢えさせる”必要があります。

そうすることによって、人は次の“一手”を考えるのではなく“生み出す”のです。

 

人生という時間の軸。

それを一本の線で描いた場合、あなたのゴールはどのあたりに置かれるでしょうか?

左端?それとも右端でしょうか?

 

実は、そのゴールを置いた場所。

それは、あなたがゴールに対して抱いている時間的距離を表しているとも言えます。

頭を足れる稲の写真

線と線が交わる場所。

それが点です。

目に見えないくらいの線でも交わればそこが点になります。

しかし、それは定義上の点であり、空間や時間において点は存在しません。

 

存在しない点を、存在しているように考える。

これは人間の脳が発達した結果、得られたものであると言えます。

作物を収穫するためには、この時間上に点を置くという発想がどうしても必要です。

 

もし、ゴール設定を稲作と例えた場合、収穫時期がゴールを達成する時と考えられるのかもしれません。

しかし、ここで忘れてはならないことがあります。

それは、その過程において「稲を大事に育てる」という作業が毎日伴うということです。

つまり、収穫時期(ゴールを達成する時)というのは、一日一日の大切な点を積み重ねた先にあるということです。

だからゴールという“点”自体も、過程の一つに過ぎないとも言えるのではないでしょうか?

河川敷河川敷で遊ぶ子供の写真

おわりに。

 

昔話、桃太郎のストーリーはご存知かと思います。

おじいさんとおばあさんが桃を拾ったとき。

そして、桃太郎が鬼退治に成功したとき。

二つの“点”だけに注目すれば、とてもハッピーな話に聞こえます。

しかし、桃太郎は立派に育てられたからこそ、鬼を退治出来たとも言えますよね。

その後もおじいさんとおばあさん、そして桃太郎の人生は続くのです。

 

すべての結果は過程で得られます。

線の上に点があるのではなく、点の集まりが線になります。

 

それぞれの点において何が出来るのか?

“地点”は今にしかありません。

今がゴールの一つであり、明日もゴールの一つです。

ゴールに恥じない毎日を送りたいですね。

 

少しでも拾えるところがあれば幸いです。

それではまた。

 

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