ゴール設定の方法は「新幹線」に例えると分りやすい
一位を取りたい。
そう思えば、全力を出し切ったとしても
せいぜい二位か三位に終わるものです。
これは脳の特徴とも言えます。
なぜ、そうなってしまうのか?
その理由を新幹線を用いて説明します。
①東京駅が現時点。
②浜松駅は予定通過ポイント。
③新大阪駅が終着駅。
多くの人が、
③の終着駅“だけ”に
ゴールを設定してしまっているのです。
これだと、ゴールが見えた途端、
あることが起きるのです。
それは、減速です。
ゴールは勢いを失うことなく
通過できなければ、達成できる可能性は
極めて低くなります。
もし、オリンピック選手が金メダルを取りたい
と思ったら、「金メダルを取る」というゴールは
②の通過ポイントに置く必要があります。
それでは③に置くべきゴールとは何なのか?
それは、
金メダルを取った後に何をやりたいのか?という
人生における真のゴールです。
つまり、
金メダルを取るべき理由、もしくは目的とも言えます。
脳は非常にクリエイティブで、
明確な理由さえあればゴールを達成する方法を
いくらでも探してくれます。
潜在能力とは、まさにその働きのことを言います。
選手によっては、競技生活から降りた方が
人生のゴールを達成する近道だと思って
早々に引退する可能性だってあります。
努力や根性で押し通そうとすれば、
体は常にガチガチの緊張状態になってしまい
潜在能力が発揮されることはありません。
リラックスしてゴールを考え、
ゴールが設定できたら
よりいっそうリラックスする習慣を身に付ける。
これが今の時代における、勝つための方法です。
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