思考はどれくらいのスピードで現実化していくのか?
こんにちは。
西洋哲学と東洋哲学。
その根本的な違い。
それは時間に対する考え方です。
過去→現在→未来と考えるのが 西洋哲学。
未来→現在→過去と考えるのが東洋哲学。
コーチング理論を身につけてからの私は、いつも後者の立場で思考しています。
時間が未来から流れてくるという考えにピンとこないかもしれません。
しかし、あなたも日常で無意識のうちに時間をそう捉えていることが多いはずです。
例えば、カレーライスを作ると決めてから具材をスーパーに買いに行きますよね?
たまたま、買い物かごに入ったものでカレーが出来上がることは稀だと思います。
知り合いや、取引先とのアポもそう。
偶然ばったり会ったから腰を下ろして話しましょう、なんてことはないはずです。
未来を設定することで、時間が経つうちにそれが目の前に迫ってくるのです。
夢やゴールも同じ。
もし、あなたがカフェのオーナーになると宣言すれば、その時点で需要が発生します。
なぜなら、オープン後、一人もお客の来ないお店を作ることは限りなく不可能だからです。
しかし、2年後に結婚するぞ!と意気込んでマッチングサービスの会員になった場合、「確実に」それを実現できるものなのでしょうか?
答えは、条件付きで「Yes」です。
その条件とは、はじめに書いたように時間に対する考え方を変えるということです。
時間は未来から流れてくるというのは、過去を引きずることはできないということを意味します。
過去とは「自我」を含め、すべての思考のことでもあります。
だから、2年後に結婚を「確実に」実現させるためには、自分の意思で相手を選んではいけないということになります。
では、表題の「思考はどれくらいのスピードで現実化していくのか?」に対する回答。
それは、
時間の流れを過去→現在→未来と考えた場合、
昨日までの思考は即現在にコピーされる。
行動するための思考も同じ。
よって、現実化するスピードは光よりも速い。
もし、時間は未来→現在→過去へ流れると考えた場合。
明確に望む未来を設定すれば、1日経つごとにそれは現実化していく。
しかし、それは物理空間のことで、脳の情報空間ではすでに達成していることを意味する。
よって、現実化するスピードは光よりも速い。
要は、昨日までのコピーで生きるか?
それとも、未来のコピーで生きるか?の差だと考えてください。
もちろん、私はコーチとしての立場から、あなたには未来の思考で「心から望む未来」を現実化させてほしいと願っております。
私には無理そうだな・・なんて絶対に思わないでください。
その時点で過去思考になっている証拠です。
おわりに。
もし、未来の思考で考えるのが難しいのならば、この二つをできる範囲で実践してみてください。
・過去の思考で行動を選択しない(=考えすぎない)
・やったことのないことをする
たったこれだけです。
あなたの意外な一面に出会えるはずです。
建物の屋上からハンカチを落としても、着地点を言い当てることは誰もできません。
人生も同じ。
どこに転がるかわからないから面白いのだと思います。
結局、動くか動かないかの問題です。
動けば、必ず着地点は見つかります。
つながるべき人とも自然と出会えます。
今日のあなたは、昨日までのコピーになっていませんか?
流れるべき時間に逆らわない。
それだけでも、ココロとカラダがスーッと楽になります。
それではまた。
※ココロとカラダをもっと楽にする「秘密の方法」についてはメルマガで書きます。