横浜ライフコーチング

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不安が原因で前に進めない時の対処法

迫りくる人の群れを表現した写真

こんにちは。

不安を克服するためのコツ。

それは不安をネガティブな要素と捉えないことです。

不安を感じる。

それには必ず理由があります。

 

不安は、あなたが直面している問題を教えてくれるために現れる存在。

常にそう考えることで、メンタルに押しつぶされず確実に行動を起こせるようにもなります。

しかも、不安がよぎる時、人の脳内では“あること”が起きています。

それは、「今の自分には何かが足りない 」という無意識下の冷静な分析です。

 

例えば、転職や独立など、新しいことを始める時というのは必ず不安が伴うと思います。

そういう時には、不安な部分をまずは可視化してみることをお勧めします。

 

・特定のスキルや経験が足りない

→それを補うためには何をやるべきか?

→それは“いま”補うべきものなのか?

→なぜ、そのスキルや経験が必要なのか?

 

このように、不安の先にあるものを“見える化”する。

そうすることで、「取るべき行動」までも見えてくるのです。

 

「やりたいこと」や「欲しいもの」。

それら紙に書いてもほとんど実現しないことのほうが多いと思います。

 

それは、“なぜ、やりたいのか?”とか、

“なぜ、欲しいの(必要なのか)?”という

明確な理由まで書いていないという

単純な理由で実現しないだけなのです。

 

脳は理由がないかぎり、「行動」という指令を出すことはありません。

それは本能的レベルでも同じこと。

 

まずは、不安をポジティブなサインと捉えてみる。

脳という最強のスーパーコンピューターを活用しないのはもったいないことです。

不安はあなたの見方です。

是非、ご安心を。

 

少しでも拾えるところがあれば幸いです。

それではまた。

 

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やりたくない仕事が断れない。そんなことで悩む前に知っておいてほしいこと。

ピアノの上に横たわる女性の写真

 

間違った知識には注意せよ。

それは無知よりも危険である。

- バーナード・ショー(劇作家)

 

最近、久々に

「私、ヘルニア持ちなんです」と言う人に出会いました。

いま、腰や首に痛みを感じて病院に行ったとしても、ヘルニアと診断されることはまずありません。

なぜなら、ヘルニアと痛みには因果関係がないという結論が医学の世界では既に出ているからです。

しかも、欧米では「腰が痛い」と患者が訴えても、医師がすぐにレントゲンを撮ることはありません。

それも、ガイドラインで決められています。

 

無知。

それは、何も知らないことではなく、

間違ったことを知っている状態とも言えます。

 

命を削ってまでやりたくない仕事をする人がいます。

実際、命を落とすまでやりたくない仕事をしてしまう人もいます。

 

働くのは人間です。

人には命があります。

 

会社には命はありません。

血も流れていません。

 

会社はルールのもとに存在しています。

そのルールを知ることで、会社の言いなりにならずに済むことがあります。

道理に外れたことを要求する人を裁く方法もあります。

 

どんな状況であれ、解決方法は必ずあります。

たとえ、それが個人的なマインドの問題であっても解決策はあります。

 

やりたくないことを、やる必要なんてない。

これはセルフコーチングの基本でもあります。

 

やりたくないことをやればやるほど、見える世界は限られていきます。

しかも、やりたくない仕事をやり遂げた先にあるもの。

それもまた、やりたくない仕事です。

 

やりたくない仕事。

それは、あなたが無理してやるために存在しているのではありません。

あなたが本当にやりたいこと。

それを教えてくれるために存在しているのだと思います。

 

やりたくないことを無理して続ける。

それでも、やりたいことはあなたを追いかけてきます。

やがて、それを無視し続ける自分が嫌いになります。

 

近年、日本でも心理的要因が慢性疼痛の引き金になるということが知られるようになりました。

しかし、昇進や昇給といったプラスに見えるようなことでも慢性疼痛が引き起こされるということはあまり知られていません。

 

脳は正直です。

あなたよりもあなたを知っている者。

それもあなたの脳なのです。

 

少しでも拾えるところがあれば幸いです。

それではまた。

 

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努力家よりも地道家の時代 | 継続できる人間になるための方法論

お酒の入った入ったショットグラスの写真

 

希望を持ちつつ旅をするのは、

そこに行き着くことよりも楽しい。

- ロバート・ルイス・スティーヴンソン(イギリスの作家・詩人)

 

苦しいレースを楽に終わらせる方法。

それは近道をすることです。

 

コーチングはある意味、近道を探す手段とも言えます。

決して、楽を優先するということではありません。

 

世の中で、近道をすることがルール違反なのはスポーツくらいだと思います。

学業でさえ、今は“飛び級”が当たり前になりつつありますよね。

仕事においても、ライバルが横一線なら次に求められるのはスピード。

企画を出す、案件を取る、キャッシュ化する。

営業の世界ではこのサイクルが速い人ほど評価されるのも事実です。

 

ゴールは現時点で見えないものほど理想であり、

もし見えてきたら必ず更新する。

脳を見方にするためには、脳をある程度“飢えさせる”必要があります。

そうすることによって、人は次の“一手”を考えるのではなく“生み出す”のです。

 

人生という時間の軸。

それを一本の線で描いた場合、あなたのゴールはどのあたりに置かれるでしょうか?

左端?それとも右端でしょうか?

 

実は、そのゴールを置いた場所。

それは、あなたがゴールに対して抱いている時間的距離を表しているとも言えます。

頭を足れる稲の写真

線と線が交わる場所。

それが点です。

目に見えないくらいの線でも交わればそこが点になります。

しかし、それは定義上の点であり、空間や時間において点は存在しません。

 

存在しない点を、存在しているように考える。

これは人間の脳が発達した結果、得られたものであると言えます。

作物を収穫するためには、この時間上に点を置くという発想がどうしても必要です。

 

もし、ゴール設定を稲作と例えた場合、収穫時期がゴールを達成する時と考えられるのかもしれません。

しかし、ここで忘れてはならないことがあります。

それは、その過程において「稲を大事に育てる」という作業が毎日伴うということです。

つまり、収穫時期(ゴールを達成する時)というのは、一日一日の大切な点を積み重ねた先にあるということです。

だからゴールという“点”自体も、過程の一つに過ぎないとも言えるのではないでしょうか?

河川敷河川敷で遊ぶ子供の写真

おわりに。

 

昔話、桃太郎のストーリーはご存知かと思います。

おじいさんとおばあさんが桃を拾ったとき。

そして、桃太郎が鬼退治に成功したとき。

二つの“点”だけに注目すれば、とてもハッピーな話に聞こえます。

しかし、桃太郎は立派に育てられたからこそ、鬼を退治出来たとも言えますよね。

その後もおじいさんとおばあさん、そして桃太郎の人生は続くのです。

 

すべての結果は過程で得られます。

線の上に点があるのではなく、点の集まりが線になります。

 

それぞれの点において何が出来るのか?

“地点”は今にしかありません。

今がゴールの一つであり、明日もゴールの一つです。

ゴールに恥じない毎日を送りたいですね。

 

少しでも拾えるところがあれば幸いです。

それではまた。

 

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真面目な人ほど努力すると失敗してしまう理由

テーブルの上に頭をのせてうたた寝している女性の写真

こんにちは。

 

惰性こそ才能。

力まずに長い間、何かを続けている人こそ幸せだと思います。

その“何か”は誰にでも必ずあるはずです。

同じ会社に5年も勤めれば、もしかしたらその仕事が天職かもしれません。

 

何かを続けるとき。

そこにあるのは「自分だけの価値観」です。

他人の評価や反応、世間の目を気にし始めた途端、人は「ある言葉」を使って自分を正当化し、理論武装を始めます。

その言葉って、何か分りますか?

それは「努力」という言葉です。

 

「今は努力をすべき」

「やっぱり努力が足りない」

「努力の方法が間違っていたかも」

 

努力という言葉が出てきた時点で、

それは本当にやりたいことではない可能性があります。

 

あなたのゴール、

それは他人には見えないはずなんです。

だから、理解されるはずもありません。

 

そこに自分以外の価値観が入ってはいけないのです。

たとえ成し遂げたとしても、

他人があなたを正当かつ公平に評価してくれる保証なんてあると思ったら大間違い。

それは歴史上の偉大な人物ほど、

正当に評価されないまま亡くなっていった事実を見れば分かることです。

 

もし、今があなたの正念場だとしても、

今やるべきことは努力ではないと思います。

 

もっと、ゴール設定を大きく大きく更新する。

そうすると、

「これって、今やるべきことではないのかも」とか、

「これって、他の人にやってもらえばいいんじゃない」みたいに、

 あなたの脳が勝手に創造性を発揮してくれるのです。

 

優秀な企業は、社長が優秀なのではありません。

社長以外がみな優秀。

そんなものです。

会社勤めをしている方なら分りますよね。

 

自分だけではできないことを見極める能力があるから、

会社のトップにになれたりするのです。

 

理想や目標、そして大きなゴール。

それらを定めても、どんづまってしまうのは脳を見方にしていない証拠。

そして、脳が緊張を強いられている証拠。

まずはそれを解いてあげることが先決です。

 

少しでも拾えるところがあれば幸いです。

それではまた。

 

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仕事とは筋トレ | 稼げる人の思考パターン

腕立て伏せをしている男性の写真

 

5万円を貸して半分しか返してもらえないよりは、

1万円くれてやったほうがいい。

By トーマス・フラー(イギリスの聖職者・歴史家)

 

筋トレほどお金にならない自己投資はない。

それなのに、なぜ一流経営者やセレブは体を鍛えるのでしょうか?

 

本格的に体を鍛えたことがある人なら分ること。

それは、すぐに体型は変化しないということです。

やせるのは慣れていれば簡単に出来ます。

しかし、筋肉を付けながら理想の体型を手に入れるのは結構大変です。

 

胸と肩を鍛える日。

背中と上腕二頭筋の日。

下半身と上腕三頭筋肉の日。

腹筋は毎回。

一カ所につき、次回までのインターバルは72時間程度、

のように本格的に取り組もうとすれば、やがて筋肉中心の生活が始まります。

 

それでも筋トレが人を魅了してやまない理由、

それは人は未知な世界に憧れるからだと思います。

もっと言えば、人は誰でも“未知な自分”に逢いたいのです。

草を食べている牛の写真

収入が増える確実な自己投資。

それって何だと思いますか?

それは、仕事を増やすことではないでしょうか。

 

けれども、体は一つしかないですし、一日は24時間と決まっています。

そこで頭のいい人は、あることに気が付きます。

「自分の分身を増やせばいいのではないか!」

そして、会社を立ち上げ社員を“クローン化”しようとして失敗します。

 

それでは、“健全な”収入を増やす方法とはいったい何なのでしょうか?

それは、あなたのビジョンやゴールに賛同してくれる人と“つながり”を作ることだと私は考えています。

ある経営者はこんなことを仰っていました。

「お金稼ぎとは、人稼ぎのこと」

これって、まさしく“つながり”のことですよね。

つまり、稼げる人とは“つながりを作れる人”とも言えると思います。

被災した家屋の写真

コーチングにおいて、「職業」や「収入の額」はゴールにならないと考えます。

すべてのことには原因があり、理由が伴います。

紛争地域で医療活動を行う団体には、たくさんの支援と寄付が集まります。

しかし、浪費のための活動には誰も支援や寄付はしませんよね。

 

ああなりたい、こうなりたい。

決して、願望はゴールにはなり得ません。

ゴールにも理由があり、その過程で必然的に得られる結果にも理由があるのです。

 

それって、まさしく筋トレと同じ。

勝手に筋肉は付きません。

願望だけでも無理。

綿密な計画と地道な行動。

すべてが伏線で繋がっているのです。 

感謝のことばが描かれた写真

おわりに。

日本全国にある歯科医院の数はコンビニの数より多いのをご存知でしょうか?

 

患者が全然来ない歯科医院にコンサルタントなら「集客方法」を教えると思います。

一方、コーチならまずこのように尋ねるでしょう。

「この地域にどのように関わっていこうと考えていますか?」

 

人の行動にもすべて理由があります。

それはお金の流れも同じ。

なぜなら、お金は人によって運ばれ支払われるからです。

そして、人とのつながりが多ければ多いほどお金のやり取りも生まれていきます。

 

応援される。

感謝される。

そして対価を得る。

 

無い物ねだりをする。

哀れんでもらう。

 

わけのわからないビジネスをやってる人ほど複雑なことを言います。

けれども、実際は結構シンプルなことだと思います、お金って。

 

少しでも拾えるところがあれば幸いです。

それではまた。

 

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