現状から抜け出す戦いを、あなたがやめてはいけない理由
こんにちは。
今回は「歴史から学ぶ、現状を維持することの怖さ」について書きたいと思います。
アメリカのアリゾナ州にある「フーバーダム」をご存知でしょうか?
ラスベガスの近くにあり、アメリカでは有名な観光スポットです。
実際、私も10年くらい前にグランドキャニオンへ行く途中に立ち寄ったことがあります。
1935年に完成したのですが、当時の国力を世界に示す一大事業でもありました。
水力発電所を有しており、このダムのおかげで光の街・ラスベガスが繁栄しているのです。
けれども、このダムには「裏の歴史」が存在しています。
それは、建設中に100名近くの作業員が命を落としていることです。
公式に発表されている数字ですので、実際はもっといると言われています。
実は、さらに驚くべき事実が裏に隠されています。
事故が起きるたびに死者が出ることを恐れた作業員たちが、一斉にストを始めたのです。
しかし、工事を短期間に終わらせたい国は、焦るどころか強気に出ます。
「働きたくない者は去っていい」と。
そして、作業員たちはどうしたのか?
あなたは、どうしたと思いますか?
なんと、ほとんどの作業員たちが現場に戻って作業を再開したのです。
これが何を意味するのか、何となくわかりますよね?
人間は命を落とす危険が目の前に迫っていても、なかなか現状から離れることをしないのです。
以前のブログでも書きましたが、
人を現状に縛り付けるチカラは台風やハリケーン以上に強力である、と。
だからこそ、抜け出すチャンスがあったら、すぐにでも走り出すことが重要です。
今の時代、ほとんどの人が手にしているのは「自分を縛り付ける自由」であることに気づく必要があります。
「自分を縛り付ける自由」はやがて「他人を縛り付ける自由」に変わります。
このブログの読者は、思考の抽象度が高い方がほとんどだと思います。
だからこそ、あなたは「真の自由」「真の幸せ」を広める力を持っています。