横浜ライフコーチング

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やればできる人。やってもできない人。何が違う?

男性ピアニストの写真こんにちは。

「あなたは、やればできる子」

普通に親が子供に言いますよね。

褒め言葉だと思って使うのかもしれません。

しかし、大人になるとこの言葉が使われることはありません。

やるべきときにやらない人は淘汰される。

これが大人社会のルールだからです。

 

そしてもう一つ。

大人になると知ってしまう厳しい現実。

それは、「やってもできない人が山ほどいる」ということです。

 

私は20代の頃、飲食業界に身を置いていました。

常に人手不足の業界です。

誰かが辞めればすぐに人員を補充しなくてはいけません。

だから、雇用する際はほぼ先着順だったりします。

ヤバそうでなければ、とりあえず雇って様子を見るといった感じです。

 

実際、いろんな人と出会いました。

いま振り返れば、ホントいい経験をしたと思います。

店舗という狭い世界。

そんな場所でも「できる人」と「できない人」の境界は存在します。

それは、その後転職した外資系の企業でもありました。

仕事と並行して本格的にやっていたスポーツの世界にもありました。

 

どの世界でも、初めからできる人がいます。

もちろん、徐々にできるようになる人もいます。

その反対に、ずっとできない人もいます。

 

コーチになる前の私はこう思っていました。

「できる」「できない」の差は単純に能力の差であると。

 

しかし、いまは全く違う考えを持っています。

「できる」「できない」の差。

それは、勝負する場所を選択する能力の差にある。

私はそう思っています。

腕相撲をしている写真

自分の脳力に対する自己評価のことを「エフィカシー」と言います。

エフィカシーの高い人というのは、ずっと「できる人」であり続けます。

その反対に、エフィカシーの低い人は、ずっと「できない人」であり続けます。

 

初めから自己評価が高い人。

初めから自己評価が低い人。

 

その分岐点はどこなのか。

あなたは分かりますか?

 

それは、過去の成功体験にあります。

 

しかも、成功経験には必ず「うれしい」「誇らしい」「すがすがしい」といった情動が伴います。

その情動をうまく引っ張り出せると脳内にドーパミンが流れます。

ドーパミンが流れることで、「よっしゃ、やるぞ!」という気持ちになってくるのです。

だから、成功体験は強烈なものほどいいのです。

強烈な成功体験をいくつも持っている人は、どんな世界に行ってもモチベーションを維持できるので強いのです。

 

もし、あなたに成功体験と呼べるものがない場合。

全然問題ありません。

これから作っていけばいいだけのことです。

 

では一体どうやって作っていけばいいのか?

 

それは、あなたが勝てると思う世界で勝負することです。

勝てるとは、実績を積めるということでもあります。

単なる時間の積み重ねではありません。

試行錯誤の積み重ねが、ものを言うのです。

あなた流のやり方で結果が出れば、自己評価は一気に上がるはずです。

料理を盛り付けているシェフの写真 

最後に。

 

他人が作った世界には、他人が作ったルールがあります。

あなたが作った世界には、あなたが作ったルールがあります。

 

ほとんどの人は、他人が作った世界で悩み苦しみます。

郷に入っては郷に従う。

結局、他人の世界で妥協するか、それともそこから飛び出すか。

この二つしか選択肢はないと思います。

 

コーチングとは、あなたが進めべき世界を気づかせてあげる作業とも言えます。

 

本当に心からやりたいことをする。

それ自体が成功体験です。

 

あなたはできる人。

私はそう信じています。

 

それではまた。