なぜ、努力は人を裏切ることが好きなのか?
こんにちは、松江です。
先週末から、ハワイのホノルルに行ってました。
アメリカ本土には何回も行ったことがあるのですが、ハワイは初めて。
自分自身のスコトーマ(心理的盲点)もバンバン外れて、いい経験になりました。
コーチング理論を身につけていると、日本を離れた瞬間、いつも以上に自分を客観視できます。
ぜひ、このブログでコーチング理論を身につけ、どんどん海外に飛び出してみてください。
ちなみに上の写真は、向こうで有名な果樹園のジャックフルーツです。
試食させてもらいましたが、なんとも不思議な味でした。
さて、今回は「なぜ、努力は人を裏切ることが好きなのか?」というテーマで書きたいと思います。
あなたは現在進行形で、努力をしている最中、もしくは努力をしている期間中ですか?
「いいえ」と答えた方。
別に問題ないと思います。
「はい」と答えた方。
ちょっと注意が必要です。
よく、オリンピックでメダルを取った選手がインタビューで
「努力は人を裏切らない」と答えたりしますよね?
では、メダルを取れなかった選手たちは、
「努力は人を裏切る」と思っているのでしょうか?
多分、思っていないでしょう。
なぜか?
それは、次の大会に意識がいっている、もしくは「まだ戦いは終わっていない、強くなるのはこれからだ!」と思っているからです。
普段、一生懸命コツコツと積み重ねているものを「努力」と呼ぶかは、その人次第。
けれども、忘れてはいけない大事なことがあります。
それは、
コツコツと積み重ねていることに、ゴールはあるのか?
そして「Want to」でやっているか?
マラソン選手が毎日50㎞走り込んでいるのを見て、「よく頑張りましたね」って言わないですよね。
画家が一年かけて一枚の大作を完成させても、同じく「よく頑張りましたね」とは言わないですよね。
言ったとしても、「いや、好きでやっているので」と返されるだけでしょう。
本当に好きでやっていれば、何事も努力とは思わないのです。
好きなこと、得意なこと、よく褒められることに集中してみてください。
「苦手克服」と思って、キツイこと、やりたくないことにチャレンジするときは命をかけるくらいの覚悟でやってください。
ゴールなき行動は、本当に命をすり減らしていまいます。
ある人は、「人間に必要な力は努力である」と仰っています。
本当にそうなのでしょうか?
キツイことの積み重ねを努力と呼ぶ、これは事実だと思います。
けれども、あなたが人のために影で頑張っている姿は誰も見ていません。
積み重ねた努力が、いつの間にか
「こんなに尽くしてあげたのに・・・」
「なんで私だけがいつも損をするの!!」
という恨みに変わってしまうことがあります。
もし努力という言葉が浮かんできたら、自分に尋ねてみてください。
「今やっていることは、自分のゴールに関係あるのか?」
「本当にやりたいことをやっているか?」
他人軸で行動している人ほど、努力という言葉にすがりつきたがります。
そして、あっさり努力に裏切られます。
そう、努力が人を裏切る瞬間とは、自分で努力を主張した時です。
だから私は、敢えて言い切ります。
幸せな人生に努力は必要ない!
人は社会的な生活をする中で、自ら幸せを探し、そして幸せを感じながら生きています。
そこで大事な力とは、抽象的な思考能力、想像力、包容力など、他人を思いやる力だと思います。
周りの人を幸せにすることで、あなたも幸せを実感し、
あなたが幸せをお裾分けすることで、さらに周りの人の幸せを生み出していきます。
ぜひ、今日から「力」のベクトルをあなた自身ではなく、周りの人に向けてみてください。
あなたの人生は驚くほど激変するはずです。
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