ブレない心ほど、つまらないものはない!
こんにちは、松江です。
まずは最近の出来事から。
先日、気分転換をしようと思い、深夜のファミレスに行きました。
あとから前の席に中年の男性二人と女性一人のグループがやってきました。
一人の男性は初めから酔っていて、何度も奇声を発するのでもう一人の仲間の男性が何度も制するが止まらない。
他のお客さまに迷惑がかかるレベルに達したところで、私が代表して睨みを開始。
こういう時こそ、言葉ではなく「非言語」の方が効きます。
しばらくして、仲間の男性が私のところに謝りに来て、さっさと帰っていきました。
酒にどっぷり酔うことは、決して悪くはないのです。
けれども、酔って品格のない、自分と同じ日本人の姿を見るのが嫌なのです。
そう、みんな一人ひとりが日本代表なんです。
さて、今回は「ブレない心、ブレる心の仕組み」について書きたいと思います。
最近、『ブレない心の〜』みたいなタイトルの本をよく見かけます。
「ブレる」という言葉も、カタカナの「ブレ」+平仮名が当たり前になっているくらい浸透しています。
そもそも、心をブレないようにすることは可能なのか?
実際、人間の脳は「記憶」をベースに行動を促します。
そうでなければ、危険を回避することが出来なくなります。
けれども、
「なんで、私はこんなことをしてしまったのだろう!」
って、後悔することがよくありますよね?
よーく、考えてみてください。
ことがうまく運んでいれば、どんな決断をしても後悔はしないと思います。
そう、人間は常にベストの選択しかしていないのです。
つまり、
ブレない心で選択をし、結果次第で心がブレるのです。
人生、何もかも予想通りにいくことなんてないと思います。
だから、ブレない心を作るのは不可能でしょう。
冒頭の酔っ払いの話。
相手が逆に睨み返してきたら、私の心は乱れてしまったでしょう。
心なんて、そんなものです。
我々は、心のブレを修正する技術を持っているから今日も生きているのです。
よく英語で感動を表す時に「I was moved.」って言います。
動かされてしまうんですね、心が。
泣かないと決心しても、泣いてしまう。
そんな、柔(やわ)な心が私は魅力的だと思います。
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