Amazonでは低評価だが、個人的に名作だと思う本
こんにちは、松江です。
昔に比べ、最近は読む本の量はかなり減りました。
20代の頃は寝る前に小説を読む習慣があったのですが、
今では寝つきが良すぎて読まずにバタンキューです。
それでも読書の習慣は今でもあります。
もっぱら購入する場所は書店ではなくAmazonになりましたが。
もちろん、レビューを見てから購入します。
そこで、今だからこそ「やっぱりいい小説だなあ」と思える本を
一冊紹介したいと思います。
超メジャーな小説なのでガッカリしないでくださいね。
それは、
『世界の中心で、愛をさけぶ』小学館文庫(片山恭一著)です。
なぜ、いいのか?
それは、コーチングの大事な要素がさりげなく書かれているからです。
ネタバレになるのであらすじは書きませんが、
重い病にかかった主人公の恋人(女子高生)のセリフを一部紹介します。
「わたしはね、いまあるもののなかに、みんなあると思うの」
(中略)
「みんなあって、何も欠けていない。だから足りないものを神様にお願いしたり、あの世とか天国に求める必要はないの。だってみんなあるんだもの。それを見つけることの方が大切だと思うわ」
素晴らしいですね。
ズバッと、片山先生は書かれています。
人間の死生観についてもうまく書かれている名作だと素直に思います。
まだ読んでいない方は是非読んでみてください。
オススメですよ。
一度読んだ方は、もう一度読んでみてください。
新しい発見が期待できるかもしれません。