環境は人を変えない。「・・・」の環境が人を変える。
こんにちは。
自分を変えたければ環境を変えろ。
これ、よく耳にしますよね。
確かに強制的に環境を変えれば、嫌でも人は変わります。
影響力を持てば、環境がその人に合わせてくることもあります。
しかし、環境の怖いところ。
それは、渦中にいると周りが見えなくなること。
環境を変えても、その場所の規則や常識が、世間の規則や常識だと錯覚してしまう。
そんな人、多いですよね?
なぜ、そうなってしまうのか?
その理由の一つが、人間が本来持っている「順応力」。
そして、もう一つ。
それが、「恒常性維持機能」。
人間は、どこかしらの場所に最後は必ず収まるもの。
「自分の居場所がない・・」
そう言ってる状態が、自分の居場所だったりします。
パチンコの玉が重力に逆らわずに下に流れていくように、人も最後は「どこか」に収まります。
しかし、いったん収まると、そこに安住してしまう。
そこに居続けると命の危険があると分かっていても離れない。
これが「恒常性維持機能」です。
今の環境を抜け出したい。
そう思っている方、結構いらっしゃると思います。
結論から言えば、すぐに抜け出すべきです。
なぜなら、上に書いたように渦中にいると、周りの世界が見えなくなるからです。
しかも、ストレスは容赦なく脳を萎縮させます。
そして、もう一つ大事なこと。
それは、自分が収まりたい環境を必ず用意しておくことです。
自分が属したいコミュニティ。
自分が繋がりたい人がいる環境。
自分が本当の意味で真剣になれる場所。
現時点で考えられる「ゴール」を持つ。
そこから新しい環境は生み出されます。
ゴールという言葉には重みがありますが、別に1日ごとに変えてもいいのです。
最後に。
環境を変える前に、「アタマ」の環境を変えておくことを勧めます。
既存の環境に合わせているうちは、理想の居場所は見つかりません。
まずは、すべての常識を飛び越えた理想の環境を作っておく。
そうすれば、必ずそこに収まるようになっています。
人間の順応力を信じてみてください。
それではまた。