横浜ライフコーチング

世界一わかりやすいコーチングの教科書

理想の未来を描くとき、その世界にあなたは存在しない

親子で黄昏時の浜辺を散歩している写真

こんにちは。

今朝は母親を車で病院に送るため、久々に早起きしました。

都会だと車がなくても生活できると言われてますが、横浜では無理ですね。

車がなくても大丈夫なのは、東京23区内に住んでいる場合だと思います。

高齢化社会になると、車を持っている人が重宝されるはずです。

それは都内も同じ。

タクシーも、もう少し料金が下がればさらに需要が増えていくと思われます。

 

さて今回は、「価値観と価値」について書きたいと思います。

あなたは自分の世界観を人に語ることができますか?

人は誰でも理想の世界を夢見ていると思います。

コーチングにおけるゴール設定とは、まさに理想の世界における自分の役割や機能を考える作業でもあります。

 

人には「自我」というものがあります。

自我とは、あなたを中心とした宇宙そのものです。

だから、人の数だけ自我があり、宇宙もあるのです。

もっと言えば、人の数だけ理想の世界が存在しています。

 

では、あなたが抱く理想の世界とは、あなたのオリジナルな価値観で作りあげたものなのでしょうか?

おそらく、ほとんどの人が抱く理想の世界は、他人の価値観で築き上げられたものだと思われます。

なぜなら、自我とは過去の記憶や、親または他人の言葉によって作り上げられていくのが普通だからです。

その事実を知るとこで、初めて自分の世界観を作り直すことが可能になるのです。

公園にある車のタイヤで作られた遊具 

他人とのトラブル。

人を傷つける事件。

差別。

いじめ。

誹謗中傷。

妬み。

恨み。

 

すべては、個人の価値観が暴走した時に起こります。

そこには、他人に対する思いやりなどまったく存在しません。

自分中心という幻の世界と、現実世界の区別がつかなくなってしまった瞬間です。

 

では、なぜ人の価値観は暴走するのか?

その鍵となるのが「エフィカシー」という言葉です。

エフィカシーとは、「自分の能力に対する自己評価」のことを言います。

 

他人が作りあげた価値観の中で、多くの人が競争を強いられています。

我々日本人は、初等教育の段階からすべてその中に組み込まれています。

子供だからそれがわかりません。

普通に育った親もまったく気づきません。

 

その競争の中では、必ず勝者と敗者、

そして脱落者が存在します。

 

勝った者は自らエフィカシーを上げていきます。

負けた者は自らエフィカシーを下げていきます。

 

勝った者は次のステージに向かいます。

では、負けた者はどうするのか?

 

負けた者は、自分より弱い者に牙をむき始めるのです。

 

自分を縛り付けている他人や社会の価値観、そして価値基準の存在に気づくことはとても大切なことなのです。

なぜなら、それに気づかないまま、エフィカシーを下げてしまっている人があまりにも多いからです。

 

人が作った価値観にすがることは本人の自由です。

けれども、自分が正しいと思う価値観で、誰かを縛り付ける自由は誰にもありません。

雨に濡れた植物の写真

私はいつも思います。

価値観とは、あなたの中で完結すべきもの。

価値とは、あなたが世界に残すべきもの。

 

言い換えると、あなたの人生そのものが価値でもあります。

 

あなたは、どうやってその価値を残していきますか?

 

あなたの価値を受けとる人は誰なのか?。

 

それは、あなた以外の人たちです。

そのあなた以外の人たちが、あなたの価値を受け継いでいくのです。

だから自分以外の人間を大事にしなくてはいけません。

 

いま、あなたがすべきこと。

それは、他人が作った価値観に縛られていないか疑ってみることです。

 

そして、自分がいなくなった世界でも、人が幸せに生きていけるような「価値」を残していくのです。

 

そのために、まずはあなたの「Function(機能)」を考えてみてください。

働くだけが「Function(機能)」ではありません。

世界を少しでも良くして、後世にバトンタッチすることが我々の「Function(機能)」ではないかと私は思います。 

 

 

さて、あなたはどんな世界をお望みですか?

あなたが笑顔になれる世界なら、未来の子どもたちもきっと笑顔になれるはずです。

 

それではまた。