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職場で売られた喧嘩に100%勝つ方法

新宿の大通りの写真


こんにちは。
 
誰でも社会に出れば、“売り言葉に買い言葉”を避けて、怒りを押さえ込んで損した気分を味わったことが一度や二度あると思う。

怒りは排泄行為のようなものなので、我慢するのはあまりよくない。実際、アメリカでは怒りと病気の関係性についての研究が数多く行われていて、怒りを正直にぶつける癌患者ほど、癌の拡大する確率が低くなるという調査結果があるくらいだ。

それじゃあ、怒りはどんどん出すべきかと言えば、それは絶対NOだと私は考える。それには、二つの理由がある。一つは、感情的になると人のIQは一気に下がるので、正しい判断が出来なくなるということ。そして、もう一つは、怒りの感情を出すこと自体がいまの社会において、マネジメント能力の欠如と見なされるからである。(職場においては、パワハラの証拠ともなる)

もし、あなたが職場で上司や同僚から喧嘩まがいに、無理難題、いちゃもん、軽蔑的な態度、理不尽な要求をふっかけられた場合、どのように対処すればいいのか?

居酒屋チェーン、外資系教育関連会社、大手物流グループ等、いくつかの異なる業界で仕事をしてきた私から、とっておきのアドバイスをお伝えしたいと思う。

それは、職場で売られた喧嘩に対してはクレームをつけて、第三者の手を借りて突き返すのである。

絶対に、正面からぶつかって言い返したりするのはスマートなやり方ではない。交通事故と同じで、相手に非があったとしても、正面からぶつかってしまえばこちらの正当性を証明するのは困難である。

しかし、まずは一旦受け止める。そして、相手がぶつけてきたことの不当性(心理的な被害や職務遂行の妨害等)を論理立てて第三者に相談する。そうすれば、相手の行為を「当たり屋」同然と主張することが可能になるのである。

私は実名でブログを書いている以上、あまり具体的なことは載せられない。けれども、職場で人間関係が絡んだ厄介事が起きたとき、状況と感情を第三者に伝えることで味方が増え、心理的にも余裕が出来たという経験を数多くしてきた。

そして、自分が伝えたい、もしくは反論を込めたメッセージは、なぜか少し遠回りをした方が威力を増すので“効き目”が強くなる。そこまで出来れば、相手の売り言葉もタダ同然。

売られた喧嘩は、絶対に“高づかみ”してはいけない。投資の世界では、「落ちるナイフは落ちてから拾え」という言葉がある。これは、人間関係においてもまったく同じ。

一度きりの人生、余計なことにエネルギーを使うのはもったいない。世の中には、直接触れてはいけない人もいる。かといって、無視すれば追いかけてくる人もいる。だからこそ、一人で戦ってはいけない。絶対に。

木漏れ日の写真

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