忍耐は必要、我慢は不要。「もう無理!」と感じた時に思い出してほしいこと。
こんにちは。
黒鯛という魚をご存知でしょうか?
西日本ではチヌとも呼ばれています。
私は以前、黒鯛釣りにハマっていたのですが、関東地方では今でも竹で作られた竿を使う人が結構います。
カーボンファイバー製の竿が主流の今でも、根強く竹製の竿が使われる理由。
それは、魚が針から外れることが少ないから。
つまり、魚の抵抗を上手に「いなして」くれるからなのです。
普通に生えている竹は強い風でも簡単に折れることはありません。
よく「しなる」けど、折れることはない。
これは、人の心の理想形とも言えるのではないでしょうか?
我慢と忍耐。
この二つの違いをあなたは説明できますか?
我慢は心が折れるけど、忍耐は心が折れない。
私ならそのように説明します。
そして、さらに重要なこと。
それは、「やらされている感」の先にあるのが「我慢」。
自分主体の「Want to」の先にあるのが「忍耐」ということ。
無理やり走らされたレース。
自分から出たくて参加したレース。
ゴールが見えないと、いつまで走らされるのか不安になりますよね?
一方、ゴールが見えていれば、自分でペース配分することが可能です。
つまり、自分主体で選んだ道であれば「自己管理」が可能とも言えます。
やりたくないことをやる必要なんてない。
これはコーチングの基本です。
しかし、「そうは言っても、やらなきゃいけないことはある」と大人は反論します。
けど、その根拠ってありますか?
子供でも分かるように説明できますか?
小・中学生から論破されない自信ってありますか?
大人の役割。
それはつまらない大人にならないこと。
次世代に最高のバトンを渡すこと。
あなたは毎日を楽しんでいますか?
楽しんでいなければ、子供時代を思い出してみてください。
くだらないことでもいいんです。
やってみたいと思ったことがあるはずです。
無理という言葉は「道理」から外れていることを意味します。
だから、無理をしてはいけないのです。
少しでも拾えるところがあれば幸いです。
それではまた。