横浜ライフコーチング

世界一わかりやすいコーチングの教科書

行動力を付けたい人ほど準備する癖をなくした方がいい

厨房に立つ男性の写真

こんばんは。

 

痩せたら高い服を買う。

綺麗になったら恋人を見つける。

お金が貯まったら家を買う。

お金に余裕ができたら寄付をする。 

健康になったら旅行に行く。

方向性が決まったら独立起業する。

 

実際、これでうまくいった人を見たことがありません。

普通、多くの人は“満たされてから”行動を起こそうとします。

しかし、脳の特性を考えるとそれは間違っていると言えます。

 

ある程度満たされると脳はそれで満足するので、まず行動なんて起こそうとしません。

何か足りない!とギャップを認識する。

そうすることで初めてその“穴”を埋めようとします。

もちろん、その瞬間脳からは行動を促すドーパミンが放出されます。

 

もし、あなたが何か新しいことしたい、

どうしてもやりたいことがある、

達成したいことがある、と思っているならば、

まずは進んで“マイナス状態”を作ることをお勧めします。

 

私はいつもGiveした方が勝ちだと思っています。

自分からマイナス状態を作れる人ほど最後は勝つようになっている。

これは疑いのない真理です。

 

知識、スキル、貯蓄、筋肉、実績、経歴、肩書き、ノウハウ・・・

それらはすべて“静的”なもの。

常に自分もしくは他人の役に立つものは“動的”なものがほとんどです。

 

動的とはダイナミズムのこと。

つまり、それにはとてつもないエネルギーが必要です。

そのエネルギーを得る方法、

それが“マイナス状態”を作るということです。

 

この国には、昔から「頭でっかち」という言葉があります。

でっかくなってしまった頭の中にはあるもの、

それは使えない知識やうんちくだけとは限りません。

根拠のない不安、死んだら持って行かれる残高、プライド、妬み、恨み・・・・

守っているつもりでも、すべて情報空間に存在する実体のないものです。

 

あなたはもっと行動できるはず。

植物だって花を咲かせて実がならないと種は出来ません。

 

咲いたところを見てもらう。

枯れる前に行動です。

 

準備万端という、幻想は捨ててください。

それではまた。

 

黒板の写真