親が厳しいと子供は短命になる傾向がある!?
「厳しい親の子は、体が固い傾向がある。」
これは、先日バレエ講師でプロのコーチでもある女性から聞いた話です。
コーチングや気功では「情報空間と物理空間には連続性がある」という原則のもとにクライアントの無意識に働きかけを行うので、別に不思議な話ではありません。
しかし、親の影響は大人になるまで消えないという事実を多くの人は知らないまま過ごしているのが現実だと思います。
実際、私の幼なじみの友人たちを見ても、子供時代の英才教育(スポーツも含め)の反動は、過度の飲酒による病気や極端な政治思想といった負の側面として出ていることが圧倒的に多かったりするものです。
体を徹底的に緩めることが健康の基本であると気功では考えられています。
けれども、これが案外難しいんですよね。
格闘技の世界に身を置きながら、徹底して体と向き合ってきた私でも“緩める”ことがいちばん難易度が高いと感じています。
ではなぜ、体を緩めることが難しいのか?
それは、冒頭にも書きましたが、脳内の情報空間と実際手に触れることの出来る物理空間には連続性、つまり“つながり”があるというところにヒントが隠されています。
体の動きは、外部の環境により作られた「自我」と密接につながっています。
たとえ無意識下でも、制約を感じる環境に身を置いていれば体は思うように動かなくなるのです。
よく、借金で首が回らなくなるとか言いますよね?
これはホントのことで、手元にある現金と違い、お金は数字として情報空間に存在しているので、そのままダイレクトに物理身体の一部である首に影響を及ぼしてしまうのです。
しかし、情報空間と物理空間にはつながりがあるという原則を逆手に取れば、自由な体の動きを得れば、思考(情報空間)の自由を得ることになり、それによってまた体の自由を得ることになるとも言えます。
ここでの注意は、「自由な体の動き」とは自我を超えた体の動きを意味します。
つまり、それは「いままで知らなかった体の動きを得る」ことを指すのです。
実際、私はバレエ講師から教わったインド舞踊に出てくる首を左右に動かす練習を毎日実践しています。
ダンス用語で言う「isolation」です。
超難しいのですが、格闘技をゼロから始めてそこそこのレベルまで行った経験があるので、難易度が高いほど自分にやる気を起こさせてくれます。
私が始めた最先端の気功やヒーリングは身体性を重視します。
その理由はもう一度書きますが、「情報空間と物理空間には連続性がある」ためです。
夢やゴールだけの頭でっかちになってはいけないんですよね。
だって、夢やゴールを追い求める物理空間の「自由な身体」があってこそ、未来の自分が完成するのですから。
最後に。
あなたのカラダは自由ですか?
アタマで考えてばかりではだめですよ。
それではまた。
松江ヨシヒコ(気功ヒーラー)
yoshihikomatsue@gmail.com