努力は成功するための手段ではない!
大作を描き上げた画家に「努力しましたね」なんて誰も言いません。
メダル候補と言われていたのに、オリンピックで結果を残せなかった選手に対して、「努力が必要ですね」などと言ったら大変な目に遭いますよね。
努力が、成長するための“方法”であることは否定しません。
しかし、一等賞や賞賛を得るための“手段”ではありません。
何かを得ようと、いつも思っている状態。
それは、“自分には何も無い状態”と脳は思い込みます。
だから、脳はその状態をなんとかキープしようと働きます。
結果的にどうなるか?
脳は得なくてもいいような方法をクリエイティブに導き出します。
コーチングでは、この働きを“クリエイティブ・アボイダンス”(創造的回避)と呼んでいます。
練習では上手くいっているのに本番ではいつも失敗してしまう。
会社のプレゼンではいつも納得のいく反応がかえってこない。
それは、得ることに集中しているために起こる緊張です。
その緊張状態も一種のクリエイティブ・アボイダンスと言えます。
最高のパフォーマンスを得るためには“得る”というゴールを、さらに抽象度の高い場所へ移行させる必要があります。
成功確実、勝利確実。
それが見えた途端、始まるのは“減速”です。
せっかくの努力も台無しです。最後はマインドの差。
これは間違いありません。
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