なぜ、好意はいつも裏目に出てしまうのか?
こんにちは。
あなたは人から相談を持ちかけられるタイプの人間ですか?
実は、人って本当に困っている時ほど、自分より下に見ている人に近づくもの。
知人にお金を貸して逃げられたという話をよく聞きますよね。
逃げる人は初めから返す気がないから、ナメても大丈夫そうな人に近付いていきます。
友人関係や恋愛関係でも同じ。
すぐに相談を持ちかけてくる人。
気軽にいつも呼び出しをかける人。
そういう人の心の底にあるのは相手を下に見ている「支配構造」です。
そんな関係、上手くいくはずがありません。
精一杯の善意。
心を尽くした好意。
求められたら、与える。
それが人間です。
しかし、いつも裏目に出てしまう。
それは、相手が悪いとは限りません。
人の数だけ宇宙があります。
認知科学や心理学において、その宇宙は「自我」と呼ばれます。
自我の中心に立っているのはいつも「自分」です。
みんな自分が一番でいられる世界に住んでいるのです。
好意も善意も相手に渡った途端、それは相手のものになります。
そして、人に尽くすときに忘れてはいけない大事なこと。
それは距離感です。
見える(感じる)けど遠いくらいが丁度いいというのを、私はセールスとコーチングの経験で学びました。
母親と娘の関係が良好でも距離感が近すぎると、子どもは早い段階で化粧をおぼえ、華美な服装を好む傾向があると言われています。
それは、自立を主張するための一種の「反抗」であるのかもしれません。
人間関係とは心の関係とも言えます。
心はいつも正直です。
少しでも拾えるところがあれば幸いです。
それではまた。
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