横浜ライフコーチング

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なぜ、好意はいつも裏目に出てしまうのか?

ベンチに座って患者の手を握る医師の写真

こんにちは。 

あなたは人から相談を持ちかけられるタイプの人間ですか?

実は、人って本当に困っている時ほど、自分より下に見ている人に近づくもの。

知人にお金を貸して逃げられたという話をよく聞きますよね。

逃げる人は初めから返す気がないから、ナメても大丈夫そうな人に近付いていきます。

 

友人関係や恋愛関係でも同じ。

すぐに相談を持ちかけてくる人。

気軽にいつも呼び出しをかける人。

そういう人の心の底にあるのは相手を下に見ている「支配構造」です。

そんな関係、上手くいくはずがありません。

 

精一杯の善意。

心を尽くした好意。

求められたら、与える。

それが人間です。

しかし、いつも裏目に出てしまう。

それは、相手が悪いとは限りません。

 

人の数だけ宇宙があります。

認知科学や心理学において、その宇宙は「自我」と呼ばれます。

自我の中心に立っているのはいつも「自分」です。

みんな自分が一番でいられる世界に住んでいるのです。

 

好意も善意も相手に渡った途端、それは相手のものになります。

そして、人に尽くすときに忘れてはいけない大事なこと。

それは距離感です。

見える(感じる)けど遠いくらいが丁度いいというのを、私はセールスとコーチングの経験で学びました。

 

母親と娘の関係が良好でも距離感が近すぎると、子どもは早い段階で化粧をおぼえ、華美な服装を好む傾向があると言われています。

それは、自立を主張するための一種の「反抗」であるのかもしれません。

 

人間関係とは心の関係とも言えます。

心はいつも正直です。

 

少しでも拾えるところがあれば幸いです。

それではまた。

 

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