なりたい職業の先に“やりたい”仕事は見つからない
こんにちは。
利用率10.2%。
これは日本における、弁護士に“有料”で依頼をしたことがある人の割合です。
弁護士の数は大都市が圧倒的に多いので、地域差もかなりあるはずです。
この数字を見て、私は思ってた以上に利用率は高いなと感じました。
なぜなら、自分を含め周りに弁護士を利用した経験のある人がほとんどいないからです。
子供のときに夢見る職業ほど競争率は高いものです。
近頃では、十代のなりたい職業ランキングの上位に「公務員」だけではなく、「正社員」までが入っているそうです。
職業はゴールにはならない。
これはコーチングの基本でもあります。
達成したいゴールがあってこそ、その過程における「役割」は決まります。
しかも、人の脳は何かを達成出来そうに感じると、そこで手を緩めてしまうクセがあります。
たとえば、スポーツの経験がある方なら分かると思いますが、「優勝出来るかも」と感じた試合ほど準優勝とか3位くらいで終わってしまうものです。
そう考えると、「正社員」というゴールを設定してしまうのはかなり危険なことと言えます。
正社員になれると感じた瞬間に、それを回避しようと脳は働いてしまうからです。
どんなに悪名高いブラック企業といわれる会社でも、毎年のように入社を希望する若者が後を断ちません。
その理由は簡単で、その企業の知名度が高いからです。
多くの学生は、まず知名度で会社を選びますよね。
どの部署に配属されるのか分からないのに入社を希望する。
それは、最初からすべての主導権を相手に委ねてしまっているわけです。
だから、会社に不満を感じている人が愚痴を言ったりする時点でそれは矛盾しているんですよね。
誰かの役に立ち、感謝される。
そんなときに人は最大の幸福を感じます。
それが“仕事として”やったことでなくても同じです。
知名度が高い。
給料がいい。
かっこいい。
福利厚生がしっかりしている。
得ることばかり考える人は永遠に満たされません。
まずは、自分なら何が“GIVE”できるのか?
それに即答出来る人が本当に求められ、最後に与えられる人でもあるのです。
あなたは何をGIVE出来る人ですか?
その答えこそが本当の意味での“オンリーワン”だと思います。
少しでも拾えるところがあれば幸いです。
それではまた。
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