人生は思い通りになる?ならない?
こんにちは。
生が終わって死が始まるのではない。
生が終われば死もまた終わってしまうのだ。
これは寺山修司が残した言葉です。
生の対極に死があるのではなく、死は生の一部である。
これは「理想と現実」という組み合わせにも同じことが言えると私は思います。
人が考える理想。
それは常に現実、もしくは現状とワンセット。
もし、あなたがこの世から消えてしまったら理想は語れません。
けれども、理想や夢を「ゴール」に変える。
そうすれば、あなたの想いは消えることなく永遠に生き続けると私は考えます。
人生は思い通りなる。
人生は思い通りなんかにならない。
あなたはどう思いますか?
コーチングにおいて、ゴール設定は不可欠。
逆に言えば、ゴールを持っている人が、それを確実に達成するためにコーチングというアプローチが存在しています。
理想とゴール。
夢とゴール。
これらは似ているようですが、実は全く別物。
あなたの夢や理想。
それは、“現実”があるから生まれます。
一方、ゴールは現実に関係なく生まれます。
あなたの現実や現状に左右されることなく存在しているのがゴールなのです。
ギャップがあれば埋めようとする。
これは人の本能です。
自分に足りないものがあると気付く。
その瞬間、人の夢や理想は次々に生まれます。
だから、夢や理想は現実の対極にあるようで、実は現実の隙間に存在しているものなのです。
ゴールと夢、ゴールと理想の大きな違いはもう一つあります。
それは、伏線を張れるかどうかの違いです。
夢や理想が一代限りで終わってしまう理由もそこにあります。
私はこのブログを読んでいるあなたに、夢や理想よりも「ゴール」を持つことを勧めます。
ゴールはつながりを持つことができます。
だから、消えることはないのです。
人を巻き込めるかどうか。
たくさんの人とリアルに繋がれるかどうか。
結局、叶う叶わないの差はそこにあります。
やりたい、欲しい、食べたい、行きたい、稼ぎたい、出会いたい・・・
世界は変わりません。
世界の見方は変わります。
あなたが本当に手に入れたいものは何ですか?
それではまた。