横浜ライフコーチング

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あなたが語る言葉に“シズル感”はありますか?

鉄板で肉を焼いている写真

こんにちは。

 

料理に関する二種類の台本があるとします。

その料理とはピザ(ピッツァ)。

 

【一つ目】

このピザの特徴はまさに自家製の釜で焼いてるところ。

店長は本場イタリアで15年修行。

だから美味しくないわけがない。

自慢のメニューはモッツァレラチーズをふんだんに使ったトマトソースのピザ。

毎日限定20食のこのメニューを本日、あなたに無料で振る舞いたい!

 

【二つ目】

出来立てホヤホヤ、そしてパリパリのピッツァがあなたを待っている。

トマトソースは手作り。

最高級クラスのモッツァレラチーズはイタリアから直輸入。

薪を燃やし750度まで上げた釜でチーズがプツプツ泡立つまで焼き上げる。

さあ、とろけたチーズで口をヤケドしないよう、熱々のピッツァにかぶりつこう!

 

あなたはどちらの台本に食指を動かされましたか?

 

言葉の意味より、言葉の効果。

セールス出身の私は言葉にとても敏感です。

話し方や内容なんてどうでもいいんです。

発する言葉が少なくても、その言葉に存在感があればグイッと人を動かせます。

 

シズル感というマーケティング用語をご存じでしょうか?

簡単に説明すると、肉を鉄板でジュージュー焼いている感じのこと。

レモンをかじっている人を見れば、自分の口からも唾液が出てきてしまう。

これもシズル感です。

 

コーチングにおけるゴール設定でもこのシズル感はとても重要です。

ゴールの世界にリアルな臨場感を持つ。

そのために必要なのがシズル感なのです。

ウインドウショッピングをしている女性の写真

(I)イメージ ×(V)臨場感=(R)リアリティ

 

これはゴールを達成するための超重要な公式です。

 

思い描いた未来の光景に臨場感を持たせる。

そうすることによって、脳はそれが現実と思い込みます。

けれども、目の前の現実はまだ変わっていません。

脳は「おかしい。これは私が望む世界ではない!」と感じます。

そこで初めて“本気で”目の前の世界を変えようとするのです。

 

あなたが持っているゴールやビジョン。

 

それを中学生にも分かりやすく説明できますでしょうか?

 

できなければ、そのゴールやビジョンには臨場感が欠けていると言わざるを得ません。

ゴールやビジョンは抽象度の高いものが理想です。

なぜなら、シンプルで分かりやすい方が賛同してくれる人が増えます。

応援する人も増えます。

そうなれば達成する確率がものすごく上がるのです。

水の上の波紋の写真

最後に。

仕事においてお客様を増やすコツ、

それは自分の味方を増やすことだと私は思っています。

 

セールスをやっていた時から、それを強く感じていました。

相手の味方をすることも大事。

けれども、それだと一方通行で終わる可能性が高いのです。

 

「自分の味方になってください」って言っても、誰もあなたの味方につきません。

味方を増やすには、あなたなりのゴールやビジョンを語ることが大切です。

もちろん、自己完結で終わるものはダメ。

それだと、むしろ語らないほうがいいでしょう。

 

相手の心を潤す。

そのためには自分の心が潤っていることが前提です。

 

乾ききった心の人、多いですよね?

心が乾けば、見た目も乾いてきます。

 

ぜひ、シズル感を意識して夢を語ってみてください。

充分魅力的なあなたならできるはず。

 

あなたの身と心、そして懐も潤うことを保証します。

 

それではまた。