本当に役に立つ“抽象的”なアドバイスとは?
こんにちは。
商品は見せるな説明するな!
これは、私がセールスの仕事をしていた時のポリシーです。
よく、「抽象的なアドバイスは役に立たない」という言葉を聞きます。
しかし、“抽象的”という言葉の意味を理解していない人が多いのも事実。
例えば、ダイエットを成功させたい人に対するアドバイス。
・カロリーの高いものを食べない
・なるべく階段を使う
・有酸素運動をする
これらはすべて“具体的な”アドバイスです。
一方でこんなアドバイスをする人もいます。
・食べたい時に我慢をする
・なるべく体を動かす
・楽よりキツイ方を選ぶ
一段抽象度が上がったように見えますが、実はこれらのアドバイスもまだ“具体的”なものだと言えます。
では、本当に“抽象的な”ダイエットのアドバイスとはどんなものを指すのでしょうか?
・なりたい理想の体型をイメージする
たったこれだけです。
理想の体型をイメージすることで、“やるべきこと”が自然と見えてくるのです。
その違いは、時間軸の捉え方にあります。
現時点から未来の結果にフォーカスするか、
それとも、
未来に求める結果をすでに決めてから、現時点での行動を引き出すか。
初めに書いた私のセールスポリシーに話を戻します。
説明しない、見せないでどうやって商品を売るのか?
その方法は、
お客様がどんな未来を求めているのか、
それだけにフォーカスするのです。
人は誰にでも心理的盲点があります。
だからその心理的盲点を外してあげるだけで一気に信頼感は増すのです。
そのようにして初めてお客様は自分の商品に興味を示してくれるようになります。
アドバイスが抽象的なればなるほど、行動がより具体的に見えてきます。
しかし、抽象的という意味がしっかり理解できていればの話です。
是非、この記事を読んでくださっているあなたには“本物”の抽象的なアドバイスというものを理解して、未来を切り拓いていただきたいと願っております。
最後に。
あなたにとっての“なりたい自分”。
なりたい自分になったつもりで、今のあなたにアドバイスをしてみてください。
それこそが“抽象的”を超えた“究極な”アドバイスです。
それではまた。