コーチング理論から考える、ビジネスの成功に必要な「謙虚さ」とは?
こんにちは。
しばらくの間、肉類を食べない生活にシフトしていこうかと検討中。
完全にではないですが、少しずつタンパク質は魚から取ろうと考えています。
元々、太る体質なので油断するといつもやばいことになってます。
太っては痩せ、また太っては痩せの繰り返し。
まさに「形状記憶デブ」。
「太りたい!」とか言ってる人を見るとホント羨ましくなりますよね。
さて、今回は「コーチング理論から考える、あなたの成功に必要な謙虚さ」について書きたいと思います。
あなたは、今までの人生で誰かに「謙虚ですね」と言われたことがありますか?
よく、成功者には謙虚な人が多いと言われます。
日本語で「謙虚」というと、腰が低い人を私は思い浮かべてしまいます。
英語では「謙虚」に相当する言葉としてよく使うのがこの二つ。
・humility
・modesty
humilityはどちらかというと「謙遜」のイメージ。
自分よりも相手を立てる感じです。
modestyは「控えめ」や「内気」といった意味が含まれます。
コーチングでは、ゴール達成に自信を持つことは不可欠だと考えます。
そのために、コーチはクライアントが自分で抱く自己評価(エフィカシー)をどんどん上げていきます。
つまり、「私は何でもできるんだ!」と思えるようにクライアントのマインドを変えていきます。
ではゴール達成に「謙虚さ」は必要なのでしょうか?
私は、人生を実り豊かにするためには、大きく分けて二種類の「謙虚さ」が必要だと考えています。
一つ目は、
他人の価値観を素直に受け入れる謙虚さです。
コーチングではゴールの抽象度が高ければ高いほどいいと考えます。
もしあなたが何一つ不自由のない生活を手に入れても、幸せのベクトルを周りに向けなければ実りのある人生とは言えないと思います。
バブルの時代に、ある日本の社長が有名な絵画を買い込み、「死んだら棺桶に入れ欲しい」と言って顰蹙を買った話は有名です。
個人がそれぞれ幸せを感じなければ、平和な社会は生まれません。
平和だから幸せを感じるのでは?と思う人もいるでしょう。
幸せを感じる大切さ、幸せを平等に分け与える役割を理解できる人が世界を動かします。
欧米の成功者と呼ばれる人たちは、当たり前のように巨額の寄付をします。
人を幸せにして、初めて自分も本当の幸せを感じるのです。
そのためには他人の価値観を受け入れる勇気が必要です。
そして他人があなたの価値観を受け入れた時に、ビジネスの成功も見えてきます。
二つ目は、
自分が認識している世界だけが全てだと思わない謙虚さです。
目標達成において、ブレークスルーのヒントは意外と身近なところにあったりします。
けれども、それが見えないのが現実です。
なぜ、見えないのか?
それは、 人間は自分が大切だと思うものしか認識できないからです。
例えば、あなたがよく行くコンビニを思い浮かべてください。
レジの真後ろには、何が並んでいるか思い出せますか?
多分、正確には思い出せないでしょう。
タバコや電子レンジも真後ろではないと思います。
実際にあるものは、目に入っていても認識していないだけなのです。
これをスコトーマ(心理的盲点)と言います。
成功する方法がすぐに思いつけば、誰も苦労しません。
では、成功者と呼べる人たちはどのようにしてヒントを見つけたのか?
それは、
積極的に周りの人間の意見を聞いたのです。
ワンマンで強欲な人ほど、自分の周りに自分より優秀な人を置きたがりません。
どんな世界でも、自分以外の世界や価値観を認めようとしない人が結構いますよね?
日本でもメンターやコーチといった言葉が浸透してきましたが、欧米ではかなり前からビジネスの成功には、そういう人たちの存在が不可欠だと考えられてきました。
我々個人が認識している世界は砂つぶくらいの大きさだと思います。
それくらい世界は無限に広がっています。
そう考えると、幸せや成功の道はいくらでもあるのではないでしょうか。
まずは、世界を俯瞰する。
そして、世界を俯瞰している自分を俯瞰する。
その時に、世界を俯瞰しているのは自分だけではないと想像してください。
このワークを繰り返すだけでもスコトーマ(心理的盲点)が少しずつ外れていきます。
是非、やってみてください。
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