コーチング理論に基づいた天職を見つける方法
昨日は、地元で行われた「世界トライアスロンシリーズ横浜大会」を観戦してきました。
例年より倍近いギャラリーの数でしたが、大会自体も大変盛り上がっていましたね。
日本人選手も大健闘で、女子エリートの部では上田藍選手が3位でゴール。
多分、上田選手は参加選手の中で一番体が小さかったと思います。
それでも大きな外国人選手と互角に戦う姿にいつも励まされます。
オリンピックでもメダル候補なので、名前を覚えておいた方がいいですよ。
今回は、「コーチング理論に基づいた天職を見つける方法」について書きたいと思います。
元サッカー日本代表監督の岡田武史さんが、PX2というコーチングプログラムを受講していたという事実はあまり知られていません。
元々、コーチングはスポーツの世界では盛んに行われていて、それが軍隊や企業にまで採用されるようになりました。
近年では、集団を統率するためのコーチングから、個人が人生の中でゴールを達成するために行う「ライフコーチング」が欧米で注目され始めています。
それでもコーチングの成果が顕著に表れているのはスポーツの世界だと思われます。
スポーツが好きな人なら、オリンピック水泳競技で金メダルを計18個獲得しているマイケル・フェルプス選手の名前を知らない人はほとんどいないでしょう。
彼の育ての親である、元米国オリンピック代表水泳チーム監督だったマーク・シューベルト氏も選手の育成にコーチング理論を導入していました。
では実際、どのように導入していたのか?
例えば、選手同士の会話にネガティブな言葉を使っていないか厳しくチェックしていたようです。
コーチングではセルフトーク(自己対話)が未来を創り出していくと考えています。
それは実際に誰かと会話するときの内容も含まれます。
そして、ネガティブな発言を繰り返す選手に対して、コーチはあるペナルティを課していました。
何だと思いますか?
それは、練習をさせなかったのです。
選手にとって一番の苦痛は、怪我や結果を出せないことではなく、練習が出来ないことなんです。
ここに、あなたが天職を見つけるためのヒントが隠されています。
もし突然、勤務先から無期限の自宅待機を命じられたら、あなたは落ち着いていることができますか?
私は以前、外資系の教育関連会社に勤めていました。
2011年3月11日、日本人なら誰もが忘れることの出来ない日。
その日から1週間、社員は自宅待機を命じられました。
あの直後、街に出かけた方は覚えていると思いますが、海外ブランドのお店は3週間くらい閉まっていましたよね。
従業員の安全を守るという基準が、日本の企業と少し違うというのを、あの時初めて知りました。
私はあの当時の自分の感情をよく覚えています。
取引先、個人のお客様、そして近いうちに顧客になる予定の方々・・
いろんなことが頭をよぎりました。
そう、落ち着いていられなかったのです。
当時は、これが自分に一番合った仕事なんだ!と思っていました。
あなたも、現在の仕事から長期間離れていられるか、想像でいいので考えてみてください。
ちょっと無理だなと思ったら、今の仕事が現時点での天職かもしれません。
その後、私は別の企業に転職をして、現在は独立しコーチングの仕事をしています。
天職と思えるものは、常に変化していいのです。
コーチングにおいてもゴールはどんどん更新すべきだと考えれらています。
けれども、今の私にとってコーチング以外の仕事は考えられません。
一生続けると思います。
このように思えることは、きっと幸せなことなんでしょうね。
もし、あなたが今の仕事に満足できてなくても大丈夫です。
いつか必ず天職を見つけることが出来ます。
必ずです。
見つけるまで、私はこうして情報発信を続けますので安心してください。
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