脳と体の関係が気軽に学べる有名作家の本とは?
こんにちは、松江です。
自宅から駅に向かう途中の電信柱に、ペットの捜索願の紙が貼ってありました。
行方不明のペットとは、なんと「亀」。
近所には川や大きな池がありますが、無事飼い主の元へ戻ることを願っております。
ちなみに、私が以前飼っていた猫も行方不明になったことがあります。
半分諦めかけましたが、なんと一週間後にヨタヨタと歩いて帰ってきました。
動物は人を裏切らないんですね。
さて、今回は「ずっと体の不調が気になって仕方がない人に読んでほしい一冊」を紹介します。
先日、作家の夏樹静子さんがお亡くなりになりました。
訃報記事を見て、少しショックな気分でした。
夏樹さんはミステリー作家で、数多くの作品がドラマシリーズにもなっているので、名前を知っている方も多いと思います。
けれども、ミステリー小説以外にも、実は非常に興味深いノンフィクションも書いていることをご存知でしょうか?
私が今回どうしても紹介したい夏樹さんの本とは、これ。
『腰痛放浪記 椅子がこわい』(新潮文庫)
なぜ、この本を紹介したいと思ったのか?
実は3年くらい前に私は原因不明の腰痛になり、しばらく仕事ができない日を送っていました。
それまで貯めていたお金は治療代でどんどん消えていきました。
そんな時、出会ったのがこの本です。
夏樹さん自身も、自殺を考えるほどの痛みを抱えながら仕事を続けていました。
周りの方から、様々な治療方法や病院を紹介してもらいますが、全く快方に向かいません。
そんな状況が3年くらい続くのですが、
最後は誰もが予想しない展開で痛みとの戦いが終わります。
ある意味、この作品がノンフィクションミステリーなのです。
私も、この本を読んでから、「治療」という言葉の概念が180度変わりました。
そして、常識を疑うことの大切さを知ったのも、この頃からです。
体の不調でずっと悩んでいる人に、今アドバイス出来ること。
それは、テレビやインターネットの無料で手に入る情報から距離を置くことです。
もっと具体的なことを言えば、
日本語で書かれた医学情報は簡単に信用しないこと。
ほぼ、営利目的です。
体を治すために必要なことは、
「安心」と「勇気」、そして「正しい情報」です。
本の内容を書きたいところですが、買って読むことをオススメします。
ずっと、手元に置いておきたい一冊となることでしょう。