ライフスタイルさえ決まれば、いまやるべきことは自然と見えてくる
自分で納得ゆかない限り、人を納得させることはできない。
- マシュー・アーノルド(詩人)
こんにちは。
“やりたいことリスト”作りに励んでいる人、結構いますよね?
やりたいことも、次第に“やれなかったこと”になり、最後は“なかったこと”になってしまうケースが多々あると思います。
そうならないためにも、むしろ初めてTRYしたことやチャレンジしたことを順にリストアップしていったほうが確実に自己評価は上がっていきます。
これは自己分析でも同じ。
そこに願望が入ってしまうと、就活であろうと起業であろうと、はたまた婚活であろと長期戦に入っていくにつれだんだんと自己評価が下がっていき、本当の目的を見失ってしまうものです。
やりたいことや夢、願望よりも大事なのは目指すべき“ライフスタイル”です。
行くべき地点を決めたら、目の前に残るのは“いまやるべきこと”のはず。
船の乗組員だって、目的地に向けて“やるべき任務”しか考えませんよね?
やりたいことをいつまでも考えている乗組員がいたら危ないですよね。
あれもしたい、これもしたい、あんなふうになりたい、こんな生き方もいい・・・
心がフラフラしてしまうのは、目指すべき地点が決まっていない証拠。
人って真剣にやれば、意外となんでも出来てしまうものです。
まずは、目的地を決めましょう。そうすれば、多少の荒波にも耐えられるはずですよ。
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組織においては、理念を優先した者だけが評価される
どんな企業や組織においても、“理念”というものがあると思います。
もし、理念がなければ、それは存在している意味がないことなのかもしれません。
理念とは、組織や個人の“社会的責任”とも言えます。
人は、他人との関係性の中でしか、自分を定義することが出来ません。
だから、自分は何者か?ということを説明する義務があると言ってもいいのでしょう。
企業やお店であろうと、スポーツチームであろうと、目的は同じです。
そうです、その分野で勝つことです。
勝ってこそ、そこに関わる個人の自己実現の道も開けるはずです。
組織に馴染めない、チームの中で浮いてしまっている。
それは、特に問題ではありません。
問題なのは、人としてあるべき理想の姿と、組織の中の人間としてあるべき理想の姿を混同してしまうことです。
例えば、会社においてトラブルが絶えない社員がいるとします。
上司が直接その社員と話し合いをする場合でも、フォーカスすべき点は、組織の中で求められる人間像です。
一個人としての人間像は、この際問題ではありません。
悩みの9割は人間関係から来ていると言われます。
実際は、ひも解いてみれば、ほとんどは性格の不一致だと思います。
組織においては性格よりも優先されるもの、それは成績です。
成績を残すことで、その組織の存続にも貢献できます。
しかし、それは個人の存在を軽視しているということではありません。
どんな組織でも初めはごく少数、もしくはたった一人でスタートしたはずです。
それがいまでも存続している理由を考えてみる。
そうすれば、“理念”というものがいかに大切であるかを、少しは理解出来るのではないでしょうか。
日本では、組織が人を育てるという考えがあります。
しかし、アメリカでは“育った人”しか雇わないというのが当たり前らしいのです。
結局、組織に依存しすぎることが一番危険なのかもしれません。
やはり、最後は個人の力量がものを言うのでしょう。
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参入障壁が低ければ、それだけ競争率は高い
アメリカの大学は入学しやすいけど、入ってからの勉強が大変って言いますよね。
入るのが楽だと、あとがツラい。それは、どんな世界においても同じです。
仕事、スポーツ、就活、副業、資格、婚活・・
誰でも入りやすいのは、多くの参入者がいることを意味します。
つまり、レッドオーシャンということです。
だから、それなりの覚悟が必要です。
既存の枠に入ってしまえば、あとはパイの奪い合いです。
投資セミナーや副業セミナーに参加しても、全員が美味しい思いなんてまず無理なんですよね。
結局、パイの奪い合いを避けるためにはやる事と言ったらこれしか無いんです。
それは、自分なりのポジションを作ること。
人がいる池に飛び込むのではなく、横に新しい池を作ればいいだけのこと。
当たり前のように、受験、進路相談、就職みたいな“与えられた階段”を疑いもせず上ってきた人にはイメージが湧きづらいかもしれません。
人並み外れた才能と根性があれば、他人との争いに勝てるかもしれません。
けど、実際に多くの人が敗北を感じて路頭に迷っている訳ですよね?
そうなると、あとは再度レッドオーシャンに飛び込むか、自分でポジショニングしていくのか、そのどちらかしか無いと私は思います。
やはり、最後は“自分はどうありたいのか?”というゴール設定がものを言います。
あなたにはゴールがありますか?
無ければ、身につけた常識を疑ってみてください。
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夢は、向かおうとするから辿り着けない
“夢に向かっている途中です”
この言葉は、ポジティブな感じがしますが結構注意が必要だと思います。
やりたいことを仕事にするコツ、それは、いますぐなりたい職業の肩書きを自分に付けてしまうこと。
欲しい結果をゲットするコツ、それは、初めからその結果にふさわしい人間として生きること。
夢やゴールに“いつか”はありません。
職業にかぎらず、どんな立場、地位を目指そうとしても同じこと。
自分が横綱にふさわしいと思えない力士が横綱になることは絶対にありません。
過去に相撲協会が優勝経験のない力士を無理矢理横綱にしてしまったことがあります。
どうなったか?
本人がトラブルを起こして逃げてしまったのです。
周りが無理矢理押し上げても、本人の脳は無意識のうちにそれを拒否してしまいます。
いますぐにでも、新しい自分として生きることができる。
そう思うことで、言葉も外見も自然と変わっていくのです。
あなたに、目指している理想の人がいれば“完コピ”してみてください。
“人のふんどしで相撲を取ること”は全然ネガティブなことではありません。
実は、夢を手にする最短方法でもあります。
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将来のビジョンに教育的要素が含まれていないと、何をやっても長続きしない
行動、機能、役割。
この三語はどれも人間の“存在意義”を表す言葉だと私は思っています。
人の行動には必ず“目的”が伴います。
その目的を意識することで、やがて“結果”というものを追い求めるようになります。
しかし、人が行動に対して目的を失うと行動が、次第に“惰性化”していきます。
惰性化すれば、行動自体は継続していきますが、それは「誰がやってもいい」という
“顔の見えない行動”に変わっていってしまうのです。
顔の見えない行動とは、“代わりがいくらでもいる”ということを意味します。
顔が見えなければ、誰からも注目されず、賞賛の言葉さえもかけてもらえません。
モチベーションも次第に下がっていきます。
では、行動というものに理念やビジョン、ゴール、ミッションといった抽象度の高い要素が加わるとどうなるのでしょうか?
理念 × ◯◯
ビジョン × ◯◯
ゴール × ◯◯
ミッション × ◯◯
左側に書いた行動に含まれる目的の抽象度が高くなればなるほど、実は、行動の手段はどんなものであってもそれは立派な活動として成立するのです。
たとえば、世界平和とファッションデザインが組合わせることも可能です。
実際、アメリカのNIKE社は女性イスラム教徒が着用するヒジャブをアスリート向けに改良して販売することを発表しました。
高齢者の健康増進と相撲を組合わせることで、四股を踏む動作を足腰を弱らせない体操に生かすことも可能だったりします。
多くの人が、行動だけに注目するから目的を失い、何をやっても途中であきらめて長続きできないのではないでしょうか。
重要なのは、抽象度の高い視点です。
行動も、「他人との関係性の中でしか価値を持つことはできない」ということを絶対に忘れてはいけないのです。
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